Sunset ６６ ページ16
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退院してしばらく経って、産休が終わるのと同時に私は退職届を提出した
遠くにいる友人で宛があるから
そこで暮らしていこうと思って
ソウルで過ごす最後の夜はとても賑やかだった
職場の人がみんな集まって、私のためにお別れ会まで開いてくれて
ジミンくんなんか泣いちゃったし
それはもう大騒ぎで
笑って泣いて、楽しい思い出が作れた
うちに帰ってからは、残りの荷物を全部まとめた
明日トラックが来るからそれに乗せてく荷物をダンボールに詰めて
気持ち良さそうに眠るジョングクの頭を撫でて
私は“ある人物”が来るのを待った
＿＿＿ここを出ていく前に、
せめて顔だけでも見せておこうと思って
- ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
夜中の０時を回った頃
インターホンが鳴って、少し体が強ばった
久しぶりで、緊急しているみたい
「…………A」
扉を開けると、そこにはマスクもなしサングラスもなし、帽子もなし
姿を隠す様子の全くない、この世で一番愛おしい人がいた
『………ユンギ、来てくれたんだね』
「……うん、来るのに迷いはなかったよ」
そう言って少しだけ笑ったユンギは、だいぶ痩せたような気がする
もともと華奢だったけど、やつれたと言うか…
『上がって』
「ん」
ハグもキスもなかった
当たり前だけど、お互いどこかよそよそしくて
それがすごくもどかしかった
『急に呼んでごめんね、忙しかったでしょ？』
「いや全然…」
ユンギの瞳から、目が離せなかった
もう会わないつもりでいたけれど
そうはできないどうしてもな理由があるから…
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アヨン(プロフ) - yunさん» 初めまして！コメントありがとうございます！自信が無かったのでそのお言葉とても嬉しいです（ ; ; ）ヌナボタも読んで頂いたみたいで本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします♪ (2022年4月24日 4時) (
レス) id: 0dd202bf0d (このIDを非表示/違反報告)
yun - はじめまして！ このお話初めて読んだんですけど､ 涙が止まらなかった…ｗとにかく！ すごい感動しました！ ヌナボタも面白かった！ 頑張って下さい！ (2022年4月23日 22時) (レス) @page33 id: 4aa2ab62b7 (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - ありささん» 本当ですかぁ！！まさかそのような嬉しいお言葉を新年に頂けるなんて、コメント自体久しぶりなことで思わず目が潤みました。このような素敵な読者様に恵まれるなんて幸せです。人気が全てではないですね。最近執筆がなかなかできていませんが、これからも頑張ります！ (2020年1月21日 4時) (レス) id: 0dd202bf0d (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - はじめまして！アヨンの脳みそを拝見していたら、このお話は人気ないとあったのですが、完結から3年近く経った今も、しかもテテペンの私が唯一読み返すお話であるほど、このお話が大好きです（ ; ; ）いつか、また番外編が読めることを願っています(*´-`) (2020年1月20日 23時) (レス) id: 38fc1b39da (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - ゆうさん» 本当ですか？！わーそれは大変嬉しいです（ ; ; ）なんと言って感謝すべきか、、ゆうさんのおかげでこのお話を書いてよかったと心から思います。本当にありがとうございます♪ (2017年11月3日 20時) (レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヨン
| 作成日時：2017年7月30日 6時
