Sunset ６３ ページ13
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「……そんな酷い話あります？」
『確かに酷だけど、誰も悪くはないでしょ？』
ある日私は、ジミンくんに食事に誘われてパスタの美味しい洋食店に来ていた
私たちが合うと過剰に反応するくせに
私たちが別れたことにマスコミは鈍くて
未だ浮上している熱愛説に、ジミンくんも私たちがまだ続いていると思っているから「最近どうですか？」ってしつこくて…笑
ジミンくんには全てを話した
けど、妊娠のことはまだ言ってない
「そうだけど…やっぱり傷つくのはAさんだった」
『ユンギだって傷ついてるはずよ？私に会えないから今頃泣いてるかも笑』
「なんでそんな笑ってられるんです？」
ジミンくんは私が強がってると思ったのか、呑気な私を見て顔を顰めた
強がってはな……いや、強がってるけどさ笑
笑ってなきゃどうしようもないじゃん？
『最初から分かってたから。覚悟はしてた』
「でも……」
『それでもユンギのそばに入れる間はいたかったし、私すっごく幸せだったから』
「Aさん一途すぎますよ…」
『あら？ジミンくんもじゃない？』
「もー！そーやってOKしないくせにからかう〜！」
『ふははっ笑 ごめんごめん』
まあこれを機にジミンくんからのアプローチもすごかったけどね？笑
“「今はつらいだろうし、そんなすぐには考えられないだろうけど…俺はAさんのことまだ好きだから、いつか考えてみてください」”
素直で、真っ直ぐで
日の打ちどころがないくらいジミンくんは暖かい人だった
だからこそ、私を選んで欲しくなかった
私がOKしたら
ジミンくんが幸せにしなきゃいけないのは私１人じゃない
“「俺、AさんがOKしてくれたら、絶対幸せにしますから！」”
私と、お腹の子の未来を背負っていかなきゃならない
きっと事実を知ったら驚くだろうな
衝撃的すぎてジミンくん気絶しちゃいそう笑
だってもう、この子のお父さんはいないもんね…
『大丈夫よ〜、ママ１人でも立派に育てるからね』
ひとり公園のベンチに座って
少しだけ大きくなってきたお腹をさする
『………ごめんね、赤ちゃん』
その手にピタッと雫が落ちた
……“雨”でも降ってきたのかな？
私が顔を上げると雨は止んで
私が俯くとまた、雨は降り出した＿＿＿
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アヨン(プロフ) - yunさん» 初めまして！コメントありがとうございます！自信が無かったのでそのお言葉とても嬉しいです（ ; ; ）ヌナボタも読んで頂いたみたいで本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします♪ (2022年4月24日 4時) (
レス) id: 0dd202bf0d (このIDを非表示/違反報告)
yun - はじめまして！ このお話初めて読んだんですけど､ 涙が止まらなかった…ｗとにかく！ すごい感動しました！ ヌナボタも面白かった！ 頑張って下さい！ (2022年4月23日 22時) (レス) @page33 id: 4aa2ab62b7 (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - ありささん» 本当ですかぁ！！まさかそのような嬉しいお言葉を新年に頂けるなんて、コメント自体久しぶりなことで思わず目が潤みました。このような素敵な読者様に恵まれるなんて幸せです。人気が全てではないですね。最近執筆がなかなかできていませんが、これからも頑張ります！ (2020年1月21日 4時) (レス) id: 0dd202bf0d (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - はじめまして！アヨンの脳みそを拝見していたら、このお話は人気ないとあったのですが、完結から3年近く経った今も、しかもテテペンの私が唯一読み返すお話であるほど、このお話が大好きです（ ; ; ）いつか、また番外編が読めることを願っています(*´-`) (2020年1月20日 23時) (レス) id: 38fc1b39da (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - ゆうさん» 本当ですか？！わーそれは大変嬉しいです（ ; ; ）なんと言って感謝すべきか、、ゆうさんのおかげでこのお話を書いてよかったと心から思います。本当にありがとうございます♪ (2017年11月3日 20時) (レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヨン
| 作成日時：2017年7月30日 6時
