Sunset ５２ ページ2
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『なんであの時さっさと
部屋に入らなかったのよ〜(泣)』
「よしよーし大丈夫大丈夫」
『ユンギのバカ〜バレたらどうする気？』
「だからあの人なら言わねえって。俺のカンがそう言ってる」
『説得力なさすぎ』
「勝手に言っとけ」
部屋に入って早々ベッドに突っ伏す私を、ユンギは何故か余裕な雰囲気で「大丈夫」なんて言いながら私を宥めた
「あの人、Aのこと好きなんだろうな…」
『………』
「否定しねえのかよ」
『告白されたからもう分かってるもん』
「マジか………(想定外)」
ユンギは一瞬驚いたようだったけど、「だったら尚更だな」なんて言って私の体をひっくり返し、仰向けにした
「Aはなんて言って告白断ったわけ？」
『好きな人がいるって言った…』
「なるほどね」
なんでユンギは余裕そうなの？
私はこんなに焦ってんのに…
「そのジミン？って人が察しが良くて本当におまえのことを想ってくれている人なら、きっと俺たちのことがバレても周りに言いふらしたりはしねえよ」
『ジミンくんは優しい人だよ…でも、』
「大丈夫だよ、少なくともジミンって人は多分、いや絶対言わねえ…。好きな人を売るようなもんだならな…」
『………』
“本当に怖いのは熱狂的なファンの方だよ”
いつか、ユンギがそんなことを言っていたのを思い出す
…確かに、察しのいいジミンくんなら
私たちのこと、黙っててくれそうかな…
「だけど、油断禁物だな。あの時はあの状況で“Aの部屋”に入っていくのは返って怪しいかと思っておまえの方もジミンって人の方も見ずにただ突っ立ってたよ…俺も焦ってたし」
『うん…ほんと、いつバレるか分からないね』
バレた瞬間
世の中に広がった瞬間
私たちの関係は崩れてしまうのかな…
“熱狂的なファン”が双方を責め立てて
プライベートを全て監視されて…
ユンギの人気が高ければ高いほど
狙われる確率も高くなる…
“外に出られなくなるほど”
って、どこかの某歌手と結婚した某女優がそんな運命に陥っと聞いた…
その時私には関係ないと思っていたけれど
今は他人事ではない。
人気アーティストと交際する事が、どれだけの覚悟が必要で、どれだけの人の反感を買うことなのか…
それをつくづく思い知る
付き合いの長い私たちのことが世間に広まるのも時間の問題
今日かもしれないし
明日かもしれないんだ…
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アヨン(プロフ) - yunさん» 初めまして！コメントありがとうございます！自信が無かったのでそのお言葉とても嬉しいです（ ; ; ）ヌナボタも読んで頂いたみたいで本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします♪ (2022年4月24日 4時) (
レス) id: 0dd202bf0d (このIDを非表示/違反報告)
yun - はじめまして！ このお話初めて読んだんですけど､ 涙が止まらなかった…ｗとにかく！ すごい感動しました！ ヌナボタも面白かった！ 頑張って下さい！ (2022年4月23日 22時) (レス) @page33 id: 4aa2ab62b7 (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - ありささん» 本当ですかぁ！！まさかそのような嬉しいお言葉を新年に頂けるなんて、コメント自体久しぶりなことで思わず目が潤みました。このような素敵な読者様に恵まれるなんて幸せです。人気が全てではないですね。最近執筆がなかなかできていませんが、これからも頑張ります！ (2020年1月21日 4時) (レス) id: 0dd202bf0d (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - はじめまして！アヨンの脳みそを拝見していたら、このお話は人気ないとあったのですが、完結から3年近く経った今も、しかもテテペンの私が唯一読み返すお話であるほど、このお話が大好きです（ ; ; ）いつか、また番外編が読めることを願っています(*´-`) (2020年1月20日 23時) (レス) id: 38fc1b39da (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - ゆうさん» 本当ですか？！わーそれは大変嬉しいです（ ; ; ）なんと言って感謝すべきか、、ゆうさんのおかげでこのお話を書いてよかったと心から思います。本当にありがとうございます♪ (2017年11月3日 20時) (レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヨン
| 作成日時：2017年7月30日 6時
