キミは危険な四次元さん【TH】 (ページ8)

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THsaid

Aさんと話していると
少しフワフワしたような気分になった。

お風呂を沸かしてくれたり

ご飯を作ってくれたり

何気ないことかもしれないけど、

今の僕にとってはとても暖かかったんだ。

全て忘れて幸せな時間を過ごせた。

Aさんは優しくて、暖かくて、

なによりこんな僕を助けてくれたのが嬉しかった。

こんな幸せな日々が続くのなら、
どんなにいいだろうか。

TH「ふぁ～ぁ、っんん～…」

少し眠くなってきた。

すると、ぼくの大きなあくびを見ていたAさんは

『先に寝ててください。』

って言ってくれた。

それに、とてもフワフワなベッドをゆずってくれた。

とても気持ち良くて、すぐに眠りに落ちてしまった。

TH「…(*´-ω・)ﾝ?」

僕、どれくらい寝てた？

Aさんどこ行ったのかな？

まだ起きてるのかな？

リビングに行くとAさんがいた

声をかけようと思ったけど、

Aさんの視線の先にあるものを見て、
それは咎められた。

Aさんはどう思うかな？

それを知っても優しくしてくれるかな？

それともアイツらと同じように怖がるかな、

Aは違うって信じたい。

でも、そんな思いを裏切るように
Aはスマホを手にとった。

どこかに電話をかけようとしてるみたいだった。

TH「A、何してんの？どこかに電話？」

気づいたらAの頭に手をおいて
そんなことを言っていた。

すると、Aはビクってして

ものすごい速さで僕から離れた。

え、そんな嫌だった？( ´･ω･`)

でもAの顔からは恐怖を一切感じられなかった。