↓(shp) ページ47
shp side
−−−−−−−−
shp｢はぁ…｣
ci｢なんやショッピ さっきからため息めちゃしてるやん…どした?｣
shp｢いや、別に…｣
ci｢なんもなかったらそんなにため息せんやろ!!話してみぃ｣
shp｢やからなんもないって言いよるやろ!!｣
ci｢うおっ…そんな大声あげんでもええやん｣
shp｢っ…すまん｣
ci｢お、おう?ええねん別に｣
はぁぁ…さっきのことを思い出してしまう────
泣きながらA先輩がどこかに行ってしまったそのことが心配で仕方がない
あと大先生も見つかってないがそれよりA先輩が心配だ
(A先輩の隣は俺なのに…今頃大先生の隣におるんかな)
そんなことしか考えられない俺はもうだめなのかもしれない
A先輩が近くにいないと見えないと不安がこみ上げてくる
tn｢まじでAたちどこにおんねん!｣
zm｢こんだけ探し回っても見つかんないってまじかよ｣
rbr｢もしかして二人は…｣
sha｢大先生は別にいいけどAはだめや｣
『そーだそーだ!Aはほんっとにだめ!!』
tn｢お前らひどいな…｣
kn｢今更やない?｣
tn｢ほんまや…｣
そんな会話をしていると遠くから声が聞こえた
｢おーーい!｣
gr｢お、やっと来たか｣
(あ、やっとA先輩が来た…ほんまかわええ
ん?よく見たら目の辺りが赤くなっとるやん…やっぱり泣いてたんかな)
｢みんな揃ってるじゃん!どうしたの?｣
tn｢はぁ?今からリレーやろ｣
｢あれそうだっけ｣
tn｢忘れてたん?嘘やろ｣
ut｢Aさっき俺言うたやん…｣
｢あ、そうだった｣
ut｢しっかりしてよなぁ｣
rbr｢あれ大先生そんな風にAのこと呼んでたっけ｣
ut｢あ、そーやねん 呼び方変えてん｣
みんな｢はぁ!?｣
(なんで急に呼び方変わってるん?
俺だって俺だって……A先輩じゃなくてAって呼びたいのに…)
『え、A大丈夫!?なんもされてない!?』
｢あ…うん。大丈夫だよ｣
『ほんと?無理しないでね』
｢…うん｣
(やっぱA先輩元気なさそう…そんな無理に笑って話さなくてもいいのに)
shp｢俺が守ったるのに｣ﾎﾞｿｯ
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作者名：なー | 作成日時：2021年5月26日 21時
