なんてったって紅一点

ん？死んだ？ ページ4

【 A side 】






1人でスタジオに残って練習。

やっとフリは頭に入った。

でも、上手く動かせない。

だってさ！？手と足こんな風に動かないよ！？









｢ もー！どうしよ… ｣









次の練習の日は絶対全部通しでやって、後は配置確認。

無理。絶対みんなに迷惑かける。









…









ホソクヒョンにもらった時間は1時間。

気付けばとっくに2時間はいってた。









｢ あー、まあしょうがない。時間忘れるぐらい真剣やった。そうそう。｣









都合よく言い聞かせてまた練習を始める。

…え？

急に足が動かなくなった。









｢ ちょいちょい、どうしたのよ足 ｣









目の前が歪んで見える。









｢ よっと…うわっ ｣









立ち上がろうとしてもふらついて頭が痛くて立てない。









…やばい

非常にまずい。









どんどん意識が遠のいて行くのがわかる。









｢ みんなぁ助けて… ｣









そこからは全く覚えていない。









…









目を開けるとわたしはベッドに寝てて、わたしを覗き込むようにみんながこっちを見ていた。









｢ え…テヒョナ泣いてるの？ ｣


TH ｢ A！？よかった、よかった…泣 ｣


JM ｢ 大丈夫？？スタジオで倒れてたんだよ？ ｣


｢ え、そうなの？いった… ｣









頭が強烈に痛い。

え、まって、わたし死んだの？

天国なう？









｢ ねえねえ、ここ天国？ ｣









ジンヒョンに聞いてみた。









JN ｢ 何言ってるの？ ｣


YG ｢ 頭大丈夫か ｣


｢ ユンギヒョンそれはひどくね？まあ痛いけど。 ｣


JM ｢ 天国じゃないよ！生きてるよ！？ ｣


｢ ならよかった… ｣









こいつまじで頭やられたんか？ってゆう目で見てくるメンバー。

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