なんてったって紅一点

ダンス練習 ページ3

【 JM side 】






新しい曲のダンス練習中。

過去一で難しいダンスにみんな苦戦してる。









TH ｢ えー、もうわからん… ｣


JH ｢ テヒョナ〜ここは、こう！ ｣


JK ｢ 今回のめちゃくちゃ難しいですね ｣









そういえばさっきからAが一言もしゃべらない。

水も飲まず、休憩もせず、1人でずっと踊ってる。









JM ｢ A？そろそろ休憩したら？ ｣


｢ んーん、大丈夫 ｣









Aは昔から負けず嫌いの努力家でボーカルで注意されたら自腹でボイトレに通ったり、夜から朝まで1人で練習したりする。

その姿は凄くかっこいいけど、誰にも弱音を吐かないから心配になる。









…









NJ ｢ よっしゃ！いけた！ ｣


TH ｢ 僕もやっと覚えれた〜！！！ ｣


YG ｢ よし、もう完璧 ｣









5時間ぶっ通しで踊って、みんな覚えれたらしい。

僕もやっと覚えれて、やっと休憩できる。









マネヒョン ｢ お疲れ様でした！そろそろ終わりにしましょうか ｣


JH ｢ 疲れたあああ！！ ｣


JK ｢ お腹空いた… ｣


TH ｢ なんか食べて帰る！？ ｣


JN ｢ 余ってる野菜使っちゃいたいから家で食べよー？ ｣









みんなが帰ろうとしてる中、1人で踊ってるA。









JM ｢ A？まだ練習できるときも何回かあるから今日はもう終わりにしよ？倒れるよ？ ｣


｢ んーん、だめなの。
みんな今日で覚えれて通しでできたんでしょ？
わたしはまだまだだから。
次の練習でみんなに迷惑かけてられないでしょ？ ｣


NJ ｢ Aが努力家なのはみんな十分わかってる！
だから、みんなAの体が心配。｣


｢ でもやらなきゃ今日は眠れない ｣


JH ｢ 凄い！さすが、Aだねー！
わかった！練習しな？その代わり、1時間だけね？
それ以上やったらほんとに倒れるから！わかった？ ｣


｢ うん、わかった ｣


JN ｢ 僕達明日も早いから帰るけど… ｣


｢ 1人で大丈夫だよ！ ｣


TH ｢ じゃあ、帰る時連絡して？僕迎えに行くから！ ｣


｢ わかった。ありがとうテヒョナ！みんな！ ｣









Aが1人で練習するって。

すごく心配。

倒れなかったらいいけど…









｢ ジミニ ｣


JM ｢ ん？ ｣


｢ 次の練習楽しみにしてて！ ｣









あー、僕こうゆうの弱いな〜

…僕がAのこと支えて生きていきたい。

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