ぐぅに愛されすぎて2

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ぐぅの髪を切ってから2日後、




あの日の夜、ぐぅからカトクが来て。




ぐぅの髪、メンバーみんなにすごく好評だったみたい。



嬉しいな。




それに、今日の夜はメンバー皆さんがお祝いをしてくれるみたい。




この前、ぐぅからお祝いしたいってメンバーみんなが言ってるとは聞いてたけど……



まさか本当だったなんて。



いや、嬉しいよ？嬉しいんだけど……



恥ずかしいじゃん！？



付き合った記念のお祝いなんて…///



どんだけ皆さんぐぅちゃん大好きなんだ。




それだけでみんなの愛の深さが感じられる(笑)









恥ずかしいって言っても、嬉しいものはやっぱり嬉しいもので



今日の仕事も順調に楽しくこなせた。









ーーー








仕事が終わり、ハリンさんにも挨拶し店を出ると



店の前で立ちながらスマホを弄る人。







『……ぐぅ…？』







そう呼べば、スマホを見ていたその顔はパッとこっちを向き満面の笑みを浮かべる。







「ヌナっ！！！」



『ぐぅ、どうして…。お店に先に行ってるんじゃ』



「待ちきれなくて待ってた！それに、夜にヌナ1人とか危ないでしょ？」



『そんな遠くないから大丈夫なのに…。こんな所で待って…この間もそうだけど、バレたらどうするの』



「夜だし暗いから大丈夫だよ。ほら、もぅみんな待ってるよ、行こ？」






そういって手を差し出してくるこの子。







『……パボ…。繋げるわけないでしょ。ぐぅはもっと自分の立場自覚しないと』



「えー……ヌナのケチ…」



『ケチじゃないの。ほら、行こう？みんな待たせたら悪いから』









…私だって本当はその手をすぐにでも取りたいけど…


人気者の彼だもの。


我慢しないといけない。









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