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<おまけ2>
あの事件の後から、皆が俺に過保護になった
「 信ちゃん!!それ変な薬入ってるんちゃう!? 」
いや、これただの風邪薬やで?
「 村上くん!!ご飯ちゃんと食べてます?もし1人の時は言うてくださいね!!俺飛んできて一緒に食べますから!! 」
いや、俺1人でも飯食えるで?
「 信ちゃん、何か欲しいモノとかあったら言うてな。あ、届かんもんとかあったら言うて。俺背でかいんやから、すぐ取ったる 」
いや、俺ある程度は届くで?
「 信ちゃん!!何か俺にしてほしいこととかない!?ギャグとかギャグとかギャグとかギ(( 」
いや、毎日はええで?
そんな過保護な年下組を冷ややかな目で見つめる、白いのとちっさいの
こいつらはさすがにここまで心配せえへんか
マネ「 村上くん、あっちで呼ばれてますよ? 」
「 あ、はーい 」
「「 よし 」」
顔を見合わせて立ち上がった2人
「 どしたん? 」
「「 いや、お前についていくに決まっとるやろ 」」
「 変な奴やったら追い払わな 」
「 いや、もういっそのこと、カメラ回そうや。何て言ってくるか分からんで?念のためや 」
「 そうやな、まあ俺のヒナにそんなこと言うたらぶっとばすけど 」
「 俺の、ヒナやで? 」
「 いや、俺の 」
「 俺の方が寝顔見てるし携帯にも入ってます〜 」
「 俺の方がちっさい頃から電車一緒に乗ってます〜 」
「 あーもう!!俺1人で行けるわ!! 」
なんだかんだ、1番過保護な年上2人でした
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作者名:なるせ | 作成日時:2017年10月15日 19時