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41. ページ41

# 紫 side


案の定、メールは届いた

幸いにも、俺がヨコに話したことをアイツは知らんから、今日もいつも通り行くように見せかけて、ヨコがついてきてくれることになった


もう１人やないっていう安心感からか、ホテルまでの道は今までより暗くは感じん

やけどやっぱり、部屋の前にくると、どうしようもなく怖くなって、横におる大好きな人の袖を掴んだ

「 もう大丈夫やから 」という言葉と共に、確かな温もりがそこにある

ほんまに俺、この人が居らなあかんなあって、つくづく思った

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作者名：なるせ | 作成日時：2017年10月15日 19時

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