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2話 ページ3

ジ「先生のお知り合いですか、俺の名前はジェノスです、よろしくお願いしますAさん」




貴「うん、よろしくね」



第一印象はバッチリの好青年だ。挨拶もできる、それに敬語と来た。これはモテ男だな…



貴「ジェノス君もヒーローなの?」



ジ「はい、先生の元で色々と教わってます」


ジェノスも加わり共に街に向かって歩いている。半分パトロールの事を忘れているような気もするが…




貴「なるほど、師弟関係ってやつですね」ドヤッ



Aは、少し誇らしげにドヤ顔しながらサイタマ、ジェノスに伝えている。




ジ「Aさん、いわゆるドヤ顔と言うやつですね」



サ「アホくさいなー、お前」




ジェノスはジーッとAの顔を見ているが、サイタマはケラケラと笑っている。



貴「サイタマさんサイテー」



ブーブーとブーイングしながらサイタマの頭をゲジゲジとぶん殴るA。



貴「…なんか、ジロジロ見られているような…」


街に着くと、すれ違う人達にジロジロと見られているような気がする。



サ「ま、S級ヒーローなら、しかたねぇよ」



貴「え、S級?誰がですか?」


サイタマは、ジェノスの事を指さしながら頭をかいている。


貴「え、ジェノス君、S級なの?」


ジ「はい、順位など意味無いのですが…S級です」



ジェノスは自分かS級ヒーローの何位なのかをAに説明した。



貴「すごいね!人気者だ!あ、サイン後で貰ってもいい?」



Aは目をキラキラと輝かせながらジェノスに伝えている。



ジ「もちろんです」



貴「サイタマさんのは、また今度で」


サ「なんだよソレ!貰えよ!」



Aは、クスクスと笑いながら、街のスーパーに向かって歩を進めている。



貴「S級のヒーローさんか…うーん、あんまり分かんないな」



サ「Aは、そういうのに疎いもんな」



スーパーに入り、カートを押しているA。スーパーの中にも一緒に着いてきてくれるようだ。



ジ「先生、そういえば今日は特売の日です。しかも、肉です」



サ「!!A!ジェノス!行くぞ!」



特売の事を聞くと、サイタマは急いでその場所に向かった。Aも半場強引に連れていかれている。



サ「肉ー!!」



貴「あらー、おばさん達に蹴散らされてる…」



果敢におばさん達に挑んでいるサイタマ。しかし、さすがにスーパーで力をだす訳にはいかない。

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作者名:唐墨 x他1人 | 作成日時:2022年2月5日 13時

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