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灰原「ええ。事情があって博士の家に居候させてもらっているのよ」
『そうなんだね。そうだ、あのね、哀』
灰原「どうしたの?」
『鈴木さんから連絡が来ると思うけど明後日、君の家にお邪魔させてもらうね』
灰原「明後日……、もしかして『ビッグ大阪&東京スピリッツとの合流会』よね?」
『知ってくれていたんだね』
灰原「ええ、私は比護選手のファンなの。A君は確か、ビッグ大阪と東京スピリッツの知り合いよね?」
『うん。年齢は離れているけど友達だよ。海外に居る時に知り合ってそこから仲良くなってね』
灰原「ちなみにどっちが好きなの?」
『ビッグ大阪と東京スピリッツ?ん……、ビッグ大阪にはリュウさんとヒロさんが居るし、東京スピリッツにはヒデさんとナオキさんが居るから……選べないね(微笑)』
灰原「(ドキン!!)その……A君……」
『ん?』
灰原「私……、あなたと友達に……なりたいんだけど……」
『オレと友達になりたいの?』
灰原「ええ」
『オレはもちろん良いよ』
灰原「!本当?」
『うん。改めてよろしくね?哀』
Aはシンのリードを左手に持ち替え、ユキを左手で支えて灰原さんに右手を差し出した。
灰原「(コクン)ええ」
灰原さんは優しい雰囲気に優しく接してくれるAに完全に心を開いていて彼の差し出してくれる右手を握った。
灰原「ありがとう」
『うんん、オレの方こそありがとう(微笑)』
灰原「(ドキン!!!)」
灰原(はううっ!!!うひゃあ……。美形でかっこよくて優しいのに、肌まですべすべ……)
『それじゃあまたね』
灰原「ええ」
洋「Aちゃん。行こうよ」
『はーい』
Aと洋さんは灰原さんを見送り、自分達の家へと帰って行った。
『それじゃあ、オレは夕食とレオンさんの夜食を作るので洋さんはシンさん達の入浴をお願いします』
洋「了解だよAちゃん。Aちゃんも夕食の準備お願いね?終わったら手伝いに行くよ」
『はい。ありがとうございます』
Aと洋さんは家事を分担しAはダイニングキッチンで夕食作りとレオンさんの夜食作り、そして洋さんは浴室でペット達を風呂に入れている。
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作者名:悠真 | 作成日時:2020年3月17日 22時