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A達がゆっくりくつろいでいると、「少年探偵団」の吉田 歩美(よしだ・あゆみ)ちゃん、円谷 光彦(つぶらや・みつひこ)君、小嶋 元太(こじま・げんた)君が声を掛けてきて、傍には、頭脳明晰(ずのうめいせき)な科学者。元「黒の組織」のメンバーで、APTX4869の開発者でもある灰原 哀(はいばら・あい)さん(宮野 志保(みやの・しほ)さん)も居る。
『こんばんは。良かったら触ってみる?』
吉田歩美「良いの!?でも噛まないかな……」
『噛まないよ。ね、洋さ……』
洋「(ポスッ、スーッ)」
『ひゃあ(ドキン!!)』
洋さんはいくら子供でもA以外には眼中にはなく、彼の膝で眠っている。
『……(フワッ)』
(早朝からずっと動きぱなしだし、そりゃあ疲れるよな……)
Aはそんな洋さんの体に洋さんのパーカーを掛けて風邪ひかないように対策した。
『触ってみる?オレが傍に居るから大丈夫だよ』
歩美「うん!」
円谷 光彦「わ……っ、カッコイイ……」
小嶋 元太「大人しいんだなー!」
灰原 哀「(ソワソワ…)」
灰原(私も触ってみたい……)
『ねぇ、君もこっちに来て触ってみてよ?(スッ・優微笑)』
灰原「(ドキン!!)あ……っ」
灰原さんは優しい笑顔で手を差し出してくれているAを前にし、完全に安心して彼の手を握った。
灰原「可愛い猫ね……」
洋「Aちゃんが傍に居るから触っても平気だ。ユキは人見知りなんだ」
灰原「そうなの?」
洋「ああ」
『洋さん、寒くありませんか?』
洋「うん、オレは平気だよ(微笑み)」
『(ドキン!!)』
灰原(どうしよう……、会って間もないのに……美形で……優しいその笑顔が……)
灰原「……ねぇ、あなたの名前は?」
『オレは白雪Aだよ。君達は?』
灰原「私は灰原 哀よ」
歩美「わたしは吉田歩美だよ!」
光彦「ボクは円谷 光彦です!」
元太「オレは小嶋 元太!」
『よろしくね、灰原さん、歩美ちゃん、光彦君、元太君(微笑み)』
灰原/歩美/光彦/元太「(ドキン!!)」
灰原「ねぇ……白雪君……」
『ん?』
灰原「わ……私も……下の名前で……呼んで欲しいんだけれど……」
『呼んでも良いの?』
灰原「ええ……、あなたが嫌じゃ無かったらの話だけど……」
灰原(むしろ呼んで欲しい……)
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作者名:悠真 | 作成日時:2020年3月17日 22時