【名探偵コナン】天才美形小学生 (ページ37)

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A達が玄関を出るとお隣に工藤家に居候している、「銀の弾丸(シルバー・ブレット)」の異名を持ち、黒の組織から最も警戒されている凄腕のFBI捜査官で「東都大学大学院工学部博士課程の大学院生。27歳。」を表向きの素性としている沖矢昴(おきや・すばる)さん(赤井秀一(あかい・しゅういち)さん)が声を掛けてきた。

赤井秀一(この男、随分と背が高身長だな。それに男と坊やは全身黒い……。犬もでかい……)

沖矢昴「私は東都大学大学院工学部博士課程の大学院生の沖矢昴と申します」

『よろしくお願いいたします。オレは白雪Aと申します』

洋「オレは帝丹高校3年でAちゃんの従兄弟の椿洋です」

昴「！！高校生だったんですか？」

洋「ええ、この体型で良く大学生と間違われるんですよ」

昴「それは凄い大人ぽいですからね」

昴(白雪……って言ったら警視総監の白雪新一と副総監の白雪雄一の弟か……)

洋「Aちゃん。シン達のボール、持って来るから少しだけ待っててくれないかな？」

Aはシンとユウのリードを持っていて頭の上にはユキが乗っている。

『すみません、お願いします』

洋さんはAを待たせないように走って庭の倉庫にボールを取りに行った。

昴「あの、A君って呼んでも良いですか？」

『ええ、それでは、オレも昴さんって呼びますね』

昴「ありがとうございます、A君。あの、その子達はA君達のペットですか？随分と大きいですね」

『ええ、シンさん達はオレが拾って育てていたんです』

昴「捨て犬だったんですか？」

『そうなんです。ちなみに、ジャーマンシェパードはシンさんでドーベルマンはユウさんです。そしてこの子はスコティッシュフォールドのユキさんです』

昴「シンさん達、大人しいんですね」

『ええ、でもユキさんは人見知りらしいんてすよ』

洋「待たせちゃってごめんね、Aちゃん」

『いえ、洋さん。ありがとうございます』

洋「いえいえ。じゃあ、ユウのリードはオレが持つよ。ユキは……」

ユウさんのリードは洋さんに差し出し、ユキはAの傍が居心地良くて離れたくないみたいだ。

洋「ふ……っ」

洋(オレとそっくりでAちゃんが大好きなんだな)

『ユキさん、抱っこか頭の上、どっちが良いですか？』