【名探偵コナン】天才美形小学生 (ページ34)

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Aはシン達に礼を言い、スマートフォンを取り出して画面を見た。

画面を見ると白雪兄弟で作られたグループメールに白雪双子からメールが来ていた。

新一〈A、まだ、Aの部屋には家具が配置されていないのを思い出したんだ〉

雄一〈だからね、今日は新一か俺の部屋のどっちで寝たい？〉

新一〈好きな方を選んで良いんだぜ？〉

『！』

洋「ふふっ、究極の２選択だね」

『ええ』

洋「Aちゃんは新一と雄一、どっちのお部屋で寝たいの？」

『迷いますね……。新一お兄さんも雄一お兄さんも好きなので……。ん…………』

洋「ふふっ、それじゃあ……、久しぶりにオレと一緒に寝てみないかな？」

『(ﾄﾞｷﾝ!!)ふえっ！？洋さんとですか！？』

洋「嫌かな？5年ぶりの再会だから色んな話をして、一緒に寝たいって思ってるんだよね」

『はわわわっ(ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ…)』

洋「ふふっ、もちろんサービスもするよ」

『サービスですか？』

洋「うん。Aちゃんの好きな耳掃除やマッサージもしてあげるよ(ﾋｿｯ)」

『！(ﾄﾞｷﾝ!!)』

(洋さんの耳掃除もマッサージも気持ち良くて大好きなんだ……)

洋「どう……かな……？」

『い……っ、一緒に……寝たい……です……(ｶｰｯ)』

洋「本当？」

『(ｺｸﾝ…)洋さんが……迷惑で無ければ……お願いします……っ』

洋「(微笑み)(ｷﾞｭｯ…)」

洋(可愛い……っ)

洋さんはAが自分のせいで表情を真っ赤にして恥ずかしそうにしているので、その表情が愛おしくて彼の小さな左手を握った。

洋「迷惑だなんて思わないよ。むしろオレはAちゃんの傍に居られて嬉しいよ。ありがとね？」

『洋さ……(ﾁｶﾁｶ…)』

洋「それじゃあ、オレ達はやる事があるから家の中に入るわ」

コナン「やる事って？」

『お兄さん達が送ってきた荷物を片付けるんだよ。雄一お兄さんの裁縫類はともかく、新一お兄さんの食材や調味料を片付けないとね』

コナン「そうなんだ」

洋「なぁ、『ビッグ大阪＆東京スピリッツとの合流会』に行く件だが、また、合流して決めねーと駄目だよな？」

園子「そうですね！それじゃあ、集合場所は明後日の2時ぐらいに阿笠博士の家にしますか？」

洋「阿笠博士？」

蘭「工藤宅の隣の家が阿笠博士の家です」

『近いし良いかもしれませんね』