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Aは完全に体の力が抜けて新一さんの腕の中で眠っていて、その姿を白雪双子と日高兄弟は愛おしそうに見つめている。
警視庁の休憩室のテーブル席では白雪兄弟と日高兄弟が座っていて、その周りを警視庁・刑事部、警備部、公安部が警備している。
Aはというと新一さんの膝で大切そうに抱きしめられ、て雄一さんのスーツのジャケットを掛けられ眠っている。
白雪双子と日高兄弟は雄一さんが淹れてくれた、飲み物と新一さんの手作りのケーキやクッキーのお菓子を食べている。
ちなみに白雪双子とレオンさんはコーヒーで洋さんはミルクココアだ。
洋「なぁ、Aちゃんがプロサッカーチーム・東京スピリッツとプロサッカーチーム・ビッグ大阪の選手等と仲良くなったのって新一達はいつ知ったんだ?」
レオン「その中でもビッグ大阪の比護 隆佑と真田 貴大。そして東京スピリッツの赤木 英雄と上村 直樹と仲良いんだよな」
新一「いや、俺達も最初はAがビッグ大阪と東京スピリッツと仲良いのは知らなかった」
雄一「帰り道、たまたま赤木君達の合宿先のグランドで弟であるAらしき子供を見つけたんだよ。それで、Aに聞いてると『ヒデさんが飛ばしたサッカーボールをロングシュートしたのがきっかけで仲良くなったんです』って」
新一「本当驚いたわ。Aの大好きな、ビッグ大阪と東京スピリッツの中の4人と仲良くなってたし」
レオン「特にA君は赤木君が大好きなんだよな」
洋「勝ち目あるのか……」
雄一「ふふっ、良いこと教えてあげよっか?」
日高兄弟「良いこと?」
雄一「そう。Aがアメリカに移住している時に赤木君達の話が出てたけど。それより洋とレオンの方が多かったよ」
洋/レオン「え……?」
新一「『あ、洋さんの好きな甘そうなココア売ってますよ』とか『レオンさん、お仕事詰めで体調崩したりしてませんか?』とか他にもずっとおまえらの事を気にかけていたぞ」
洋/レオン「……(ドクン…)」
洋(Aちゃん……)
レオン(A君……)
雄一「それにね、日本で俺達と君達と一緒に暮らせるって知った時には『お兄さん達だけじゃなく、洋さんとレオンさんとも一緒に暮らせるんですか??毎日が楽しくて幸せですよ!!その分、家ではオレがお兄さん達の家事やリラックス出来る方法を見つけて、サポートして、少しでも癒せるように頑張りますね』ってね」
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作者名:悠真 | 作成日時:2020年3月17日 22時