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『提案ですか?』

洋「うん。今日は1日、ゆっくりして……」

レオン「明日のお昼から俺達と一緒に出掛けようよ?」

『!良いんですか……?』

洋/レオン「うん(コクン)」

『ありがとうございます!オレも洋さんとレオンさんの3人で出かけたいと思っていたんです』

新一「独占欲半端ないおまえらが珍しいな」

雄一「デートはもう諦めたの?Aと再会したらデートしたいって言っていたのに」

洋「オレがAちゃんとデートしないわけがないだろ」

レオン「俺がA君とデートしないわけがないだろ」

洋「Aちゃんはこれからずっと日本にしかも、オレ達と一緒に暮らせる」

レオン「だからいつでもデートに誘える。その時は独占させてもらうし」

洋/レオン(ずっと……、大好きだから誰にも取らせない)

『(ドクン!!)』

新一/雄一「お兄さん達、ものすごく複雑なんですけど??」

新一「それじゃあ、A。お兄さん達とゆっくりとお茶タイムと行くか(ヒョイッ)」

雄一「Aはやっぱりコーヒー?他に何か飲みたいものはある?(スリ…)」


新一さんは弟であるAを大切に抱っこし、雄一さんは彼の頬を撫でた。


新一/雄一(まぁ……、俺達も弟に関しては独占欲あるから人の事は言えないな……)


『(ウト…)』

(新一お兄さんと雄一お兄さんと洋さんとレオンさんが傍に居ると安心して眠くなる……)

新一「よしよし、不安が解けて眠くなっちゃったんだな」

雄一「Aには情報を集めて貰ったからね。その分、疲れるよね……」

『……オレ、お兄さん達のお役に立てました……か?』

新一「(ギュウウッ)当たり前だよ、A。全て、俺達全員が知らなかった情報だからな……(ヒソ…)」

雄一「アイツら、口硬いんだよ?(ヒソ…)」

『そうなですか……?(ヒソ…)』

レオン「うん。だからA君の情報収集力には圧倒されたよ(ヒソ…)」

洋「本当にカッコよかったよ(ナデナデ…・ヒソ…)」

『(トクン…)新一お兄さん……、雄一お兄さん……、レオンさん……、洋さん……』

新一「Aがこのままで居て欲しいなら抱っこしているから今はゆっくり寝てろよ」

雄一「起きたら俺のオリジナルコーヒー淹れてあげるね」

『……(スー…)』

新一「(微笑み…)」

雄一/日高兄弟「……ふふっ、可愛い……っ」

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作者名:悠真 | 作成日時:2020年3月17日 22時

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