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レオン「何言ってんだよ。洋達はお客さんなのに待たせるわけにはいかないだろ」
『お帰りなさい、レオンさん』
レオン「ただいまA君(ナデナデ・微笑)」
『(ドキン…)』
レオン「(ギュ…)」
『!!(ドクン!!)』
レオンさんは先程、洋さんがAの手を握っていたのを知っていてその対抗心で彼の右手を優しく握った。
レオン「実はさっき、Aと洋が手を繋いでいるところをミラーで見えていたんだよね。だから、今度は俺と手、繋ごうよ?(ウインク)」
『あ……っ(ドキドキドキ…)』
(心臓が……持たない………)
ざわ……
Aが警視庁の建物に入った瞬間、警視庁の刑事部や交通部、警備部、公安部等が警視総監と副総監にそっくりの彼を振り返り驚き見つめている。
それだけじゃなく、Aは超美形で大人までも虜にする。
洋(Aちゃん、凄い目立ってるな……)
レオン/降谷(A君、凄い目立ってるな……)
洋「どこまで行くんだ?」
レオン「組織の事を知っている警視庁と公安警察が居る会議室だよ」
『お兄さん達もそこに居るんですか?』
レオン「うん、新一と雄一も居るよ。あ、あそこが会議室だよ」
Aと洋さんは公安警察の2人に案内されて会議室に着いた。
そして降谷さんとレオンさんが会議室への入り口の扉を開けると中には組織の事を知っている警視庁の関係者と公安警察が沢山居て自分達を見ている。
『(ピシッ)』
洋「Aちゃん、大人沢山で固まったんだけど」
レオン/降谷(無理もない……)
白雪新一/白雪雄一「A(ナデナデ…)」
Aが緊張と不安で固まっていると背後から声がし頭を撫でられ上を向くとAの兄で日高兄弟の従兄弟、警視庁・警視総監の白雪 新一(しらゆき・ゆういち)さんと警視庁・副総監の白雪 雄一(しらゆき・ゆういち)さんが優しい笑顔で立っていた。
『お兄さん……!』
新一「何そんなに緊張するなよ(ヒョイ)」
『わっ!』
新一さんは緊張しているAを抱っこした。
雄一「組織の奴等を前にしてもビクともしなかったのに」
『それは……っ、出会ってすぐに危険な奴等って思いましたから』
新一「出会ってすぐに?」
『ええ、ジンさん達、軽量小型の自動拳銃とかニューナンブとかライフルとか隠し持っていましたから』
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作者名:悠真 | 作成日時:2020年3月17日 22時