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洋「んー、昼ごはんもデザートも食べたって事で警視庁に行きますか」
レオン「いや、少し待て」
Aと洋さんはポアロから少し離れた場所でレオンさんに引き止められた。
『?どうしたんですか?』
レオン「ちょっとね(ニコッ)」
『?』
降谷「日高さーん!」
洋「!」
『! 安室さん!?』
レオン「降谷」
降谷「すみません、日高さん。お待たせしました」
レオン「いや、全然平気だ」
ポアロから少し離れた場所で待っていると、ポアロでアルバイトを終えた降谷さんがスーツ姿になって走って来た。
A/洋(降谷さん……?どこかで聞いた事が……)
『あ!レオンさんと同じ公安警察官。警察庁警備局警備企画課(通称ゼロ)所属している降谷 零さん!』
洋「それで、黒の組織に潜入しているスパイ、バーボン (Bourbon) 」
降谷「!日高さん、僕が説明してないのにA君達理解したんですけど……」
レオン「だから言っただろ?A君も洋も相当頭がキレるって」
降谷「……受け入れるのが早くないですか?」
『……って事は一般人と一緒の時は安室さんって呼んで、それ以外は降谷さんって呼べば良いんですよね?』
降谷「うん、そうだよ。改めてよろしくねA君」
『はい。よろしくお願い致します、降谷さん』
(わ……、降谷さん、スーツ姿でも本当、かっこいい……)
『(ドキドキドキ…)』
降谷「椿さんもよろしくお願いします」
降谷(椿さん、間近で見ると日高さんに本当そっくりだな……)
洋「よろしくお願いします、降谷さん」
駐車場にはレオンさんの車、アストンマーティン ヴァンキッシュSクーペの白い車が停っていた。
『!レオンさんの車かっこいいですね!』
レオン「本当!?ありがとうA君!」
洋「オレ、この色違いの黒を持ってるよ」
『!本当ですか!?洋さんもレオンさんもかっこよくて高身長なのでどんな車でも合いますね!』
洋/レオン「!!(ドキン!!)」
洋(完敗……っ。Aちゃん、大好き……っ)
レオン(完敗……っ。Aくん、大好き……っ)
『?』
レオン「さぁ、どうぞ」
レオンさんは紳士みたいに車の後部席の右扉を開けてAを誘導した。
『あ……ありがとうございます……(ドキドキドキ…)』
レオン「どういたしまして(ニコッ)」
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作者名:悠真 | 作成日時:2020年3月17日 22時