【名探偵コナン】天才美形小学生 (ページ12)

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洋「(ｷﾞｭｯ、ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)」

洋さんは自分のせいで、キャッパオーバになったAを自分の胸へ顔を伏せさせ抱き締め頭を撫でた。

レオン「！」

安室「A君、大丈夫ですか？」

コナン/安室/世良/蘭/園子(さっきまで大人びた表情だったのに急に表情が赤くなった……)

レオン「あれは、洋が何か吹き込んだんだろ……。A君と遊びに行く時、大抵、デートって言うからな」

コナン/安室/世良/蘭/園子「！！？デート！！？」

レオン「俺も後でA君をデートに誘ってみるか。新一達とは良くデート行くみたいだけど」

コナン/安室/世良(A君って本当、兄弟や従兄弟からも人気なんだんだな……)

蘭/園子(A君って本当、兄弟や従兄弟からも人気なのね……)

新一〈それじゃあ、俺達は警視庁で待ってるから後で来いよ〉

洋「あぁ」

『ええ……(ﾄﾞｸﾝ…)』

(優しい香り……落ち着く……)

洋「イヤホン、ありがとね、Aちゃん」

『あ、はい』

洋「うん、それじゃあ戻ろっか」

洋さんはワイヤレスイヤホンをAに渡し、彼を抱っこしポアロの店の中へと戻った。

安室/レオン「お帰りなさい」

洋「ただいま」

レオン(洗脳されてんな……)

レオン「A君、真ん中座る？(ｶﾀｯ)」

洋「(ｽﾄﾝ…)」

『ありがとうございます……』

レオンさんがカウンター席の椅子を引き、そこに洋が抱っこしているAを座らせた。

洋「うん」

(やっと解放された……。そうだ、さっきの写真、送信しないと……)

Aは後ろのコナン君達に見えないようにカウンターの席でさっき、米花駅で撮った黒の組織を写真を白雪双子と日高兄弟にメールに一斉送信した。

洋/レオン「！」

洋「ありがとう、Aちゃん(ﾎﾞｿｯ)」

レオン「ありがとう、A君(ﾎﾞｿｯ)」

『いえ』

レオン「お兄さん達、何の用事だったの？(ﾎﾞｿｯ)」

『米花駅の改札口の防犯カメラにオレと組織の人達が映っていて、ご飯食べた後に警視庁に来いって言われましたよ(ﾎﾞｿｯ)』

洋「オレも一緒に来いって言われたぜ(ﾎﾞｿｯ)」

レオン「そうなのか。それじゃあ、ご飯食べてから向かおうよ(ﾎﾞｿｯ)」

『(ｺｸﾝ)』

洋「(ｺｸﾝ)」