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佐藤「A君ね。私は警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の佐藤美和子です。よろしくね?」
高木「同じく俺は警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の巡査部長の高木渉です。よろしくね」
千葉「同じく僕は警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の巡査部長の千葉和伸です。よろしくね」
白鳥「僕は警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部の白鳥任三郎です。よろしく」
『よろしくお願い致します、佐藤刑事、高木刑事、千葉刑事、白鳥警部』
雄一「ねぇ、A」
『雄一お兄さん?』
雄一さんと新一さんが近付いてきて言った。
雄一「Aの携帯に電話掛けたんだけどもしかして充電切れてるの?」
『ええ……』
新一「やっぱりな。俺、バッテリー持ってるけど使うか?色々と不便だろ?」
『確かに……、ですがお兄さんの携帯は大丈夫なんですか?』
新一「寝ている間に充電満タンだ、あ、お帰り洋」
洋「ただいま」
『はわわ』
(洋さんは何でも似合うな……っ)
レオン「ん?おまえもうモデルの仕事に行くのか?3時からだろ?」
洋「ああ、仕事場は千葉県だからな」
雄一「千葉か……、車使う?」
洋「いや……!」
『……』
(もうお仕事に行くのか……)
A君はもう少し話したかったと思い少し俯く。
洋「Aちゃん」
洋さんはしゃがみA君を抱き寄せた。
洋「オレにプレゼントあるって言ってなかった?」
『あ!どうぞ……です……』
A君は鞄を探り白い袋に入ったプレゼントを洋さんに渡した。
洋「ありがと。開けてみても良いかな?」
『はい……』
A君はとても恥ずかしそうに俯く。
洋「なんだろ……」
洋さんは箱からプレゼントが入った白い箱を取り出しリボンを解き開けた。
開けると中には洋さんがずっと欲しがっていたアメリカに売ってある腕時計だった。
洋「……Aちゃん……、この腕時計……、オレがずっと欲しかった……」
『その……、お小遣いを貯めて買ったんです……。その喜んで下さったら……』
洋「ありがとAちゃん!すごくすごく嬉しいよ!」
洋さんは幸せそうに笑顔を作り再度A君を抱き寄せた。
『……っ』
洋「そうだ……。オレも後でプレゼントがあるんだけど今は……Aちゃん、左手出してみて?」
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作者名:ユキ | 作成日時:2019年10月1日 22時