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左……？
予想外の家督に思わず固まってしまった
ウジおい、はやく
言われた通りに左を振り向く
「……っ、」
普段は見送りのために使われているだろう
ガラスの壁の向こうにみんながいて
「な、んで、」
、
携帯が震える
【ウジからの着信です】
出ないと行けない気がした、
いや、ほぼ無意識のうちに携帯を耳に当てていて
「……ヨボセヨ」
ゆっくりとみんながいるガラスの近くに歩く
WZ「……お前さ、何してんの」
電話越しに息が上がってるのが伝わる
泣きそうなミンギュと目が合う
どうしようもなく胸が締め付けられるから、
目線をそらすと
唇を噛みしめるハニヒョンと目が合った
WZ「っ、何してんのかって聞いてんだよ！！」
SC「ジフナ、落ち着け、」
声を荒げるジフナから
無理矢理携帯を奪うスニョン
HS「ソラ……？」
HS「なぁ、冗談だろ？、こんなの笑えねぇって、「冗談じゃないよ」
俺は今どんな顔をしてるんだろうか
「……冗談じゃない
俺は本気だよ、
考えて、これから先俺は絶対みんなに迷惑をかける
もしかしたら俺らの大切なペンもたくさん俺のせいで無くしちゃうかもしれないんだよ」
ヨジャだってバレたら
きっといい反応をされるほど世間は甘くない
「……これ以上迷惑はかけたくないんだ、」
HS「なに言ってんだよ、」
「みんなといれて、本当に幸せだった。
一人ぼっちだった俺を暖かく受け入れてくれてありがとう、」
seventeenは、
俺にとって
「最後まで嘘ついてごめん、」
家族みたいで
「本当に本当に幸せだった、」
HS「やめて、聞きたくない」
間違いなく
俺の心の支えだった
「本当にごめん」
HS「っ俺、まだソラに言えてないことがあって、」
「パク ソラはみんなの事が本当に、本当に、大好きです」
……最後は
ちゃんと笑わなきゃ
「いままでありがとう、
バイバイ」
胸が刺されてるみたいに痛い
みんなの表情が見えない
ゆっくりみんなに背を向けて
静かに携帯を切った
『日本行き 最終便をご利用のパクA様、
搭乗口までお急ぎください
繰り返します。〜〜……』
空港に着いた時よりも
荷物が重く感じるのはなぜだろう
涙が次々に溢れてくるのはなぜだろう
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ユメ - はじめまして。コメント失礼します！感動し過ぎて涙腺崩壊しました！今読み終わったところなんですけど顔面もえげつないことになっていますww 新作楽しみに待ってま〜す！ (9月10日 1時) (
レス) @page40 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
Ku01410003(プロフ) - なんと！！更新されたのですね💗お忙しい中お話書いてくれてありがとうございます！とても嬉しいです！ (6月25日 23時) (レス) @page38 id: 61a259b703 (このIDを非表示/違反報告)
ノエル(プロフ) - こんにちは！この作品が作られてから時間がたっているとわかっていてもコメントせずにはいられませんでした！更新を待ち続けます。お忙しいかとは思いますが、ぜひいうさんの作品がみたいです。 (2023年4月13日 12時) (レス) id: a45be39e5a (このIDを非表示/違反報告)
おかめなっとう(プロフ) - こんにちは！私このお話がとっても好きで、この作品が作られてからかなり期間が経っていると思いますがコメントしたくなるぐらいでした。お忙しいかと思いますがお久しぶりにいうさんの作るストーリーをまた読ませて頂きたいです。更新待ってます！ (2022年12月11日 4時) (レス) @page37 id: f2d55384b7 (このIDを非表示/違反報告)
Am - とても面白くて1日で読み切ってしまいました！続きが待ち遠しすぎます。 (2022年7月3日 15時) (レス) @page37 id: e7eb9c60a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いう
| 作成日時：2017年3月15日 21時
