第24話 ページ25
アキラは私達の作る空気感に
何かを感じたようで
アキラ「......じゃあ部活でな」
と言い残し
自分の教室に向かって歩き出した
沙良「......私達も、教室戻ろう？」
A「.........帰ろうと思ったんだけど」
沙良「でも荷物持ってないから教室行かなきゃ！」
帰るつもりなんて、
本当はもう思ってなかったけど
逃げてきた後に
こうして真正面から話すのは
仲の良い友達でも、気まずかった
沙良「......行こ？本当は帰るつもりないでしょ？」
でも沙良は私を誰よりも知ってる
きっと私よりもよく知ってる
A「......まぁね、じゃあ行こっか」
でも私だって
沙良の事、たくさん知ってるつもりだし
私は沙良と一緒に
今走ってきた廊下を歩き始めた
沙良「......何が鬼ごっごだ」
いきなり笑い出して
何を言うかと思いきや
さっき私が言った言い訳だった
A「......うるさい」
沙良「ちょっと照れてない？」
A「照れてない！置いてくよ！」
咄嗟についた嘘が
今になって恥ずかしくなってきたかも
.........別にいっか
早足で歩いたら後ろから
沙良が駆け足で私の隣に並んだ
沙良「......ねぇ、A」
沙良が隣に並んだのを確認して
スピードを落とす
沙良「......ごめんね、ありがと」
私はそのありがとうの意味が気になって
思わず足を止めた
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無汰(プロフ) - オカンさん» この作品で泣いていただけるなんて...！！ありがとうございます！！次も読んでもらえるよう頑張ります！！ (2016年7月26日 7時) (
レス) id: 4717ab85f5 (このIDを非表示/違反報告)
オカン - 私はケント先生が大好きでこの小説を読んだあと泣いてしまいました (2016年7月24日 22時) (レス) id: 7f511ce066 (このIDを非表示/違反報告)
無汰(プロフ) - sinonさん» そう言って貰えて嬉しいです！！ありがとうございます！！話が出来次第また書こうと思います！！待っていて下さい！！ (2016年7月21日 17時) (レス) id: 4717ab85f5 (このIDを非表示/違反報告)
sinon - また先生との物語が読みたいです！！ (2016年7月21日 14時) (レス) id: e853359122 (このIDを非表示/違反報告)
無汰(プロフ) - あさべるさん» 読んでくださりありがとうございました！！次回作もそう言って頂けるよう頑張ります！！ (2016年4月17日 14時) (レス) id: 4717ab85f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無汰 | 作成日時：2016年3月18日 19時
