第19話 ページ20
A「...自分が何をしたいか分からないんです」
ケント「......美影？」
A「...私にとって、2人は選べないんです」
何の事を言っているのか分からない先生は
不思議そうな表情をしていた
A「どっちかなんて選びたくないんです」
それでも、それでもいつかは...
A「でも選ばないといけないんです」
先生に話すとどこか
体が軽くなった気がして
ケント「......美影、もう泣くな」
また、先生の前で涙を流した
A「......すみません、先生」
ケント「......無理に選択しなくていい」
A「......え？何で...」
先生は私の隣に座り込んだ
横から聞こえる声に
ただ耳を傾けていた
ケント「美影が何に悩んでるかは分からない」
A「......はい」
ケント「だから何を天秤にかけてるかも知らない」
先生の言葉を聞いて
頭の中に天秤を浮かべる
それぞれの皿にいる2人
ケント「けど、泣きたくなるくらい辛いなら...」
沙良が幸せになるなら
もうなんだっていい、って思ったけど
いつまで経っても
吹っ切れないままだったな
ケント「......無理に選択しなくていい」
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無汰(プロフ) - オカンさん» この作品で泣いていただけるなんて...！！ありがとうございます！！次も読んでもらえるよう頑張ります！！ (2016年7月26日 7時) (
レス) id: 4717ab85f5 (このIDを非表示/違反報告)
オカン - 私はケント先生が大好きでこの小説を読んだあと泣いてしまいました (2016年7月24日 22時) (レス) id: 7f511ce066 (このIDを非表示/違反報告)
無汰(プロフ) - sinonさん» そう言って貰えて嬉しいです！！ありがとうございます！！話が出来次第また書こうと思います！！待っていて下さい！！ (2016年7月21日 17時) (レス) id: 4717ab85f5 (このIDを非表示/違反報告)
sinon - また先生との物語が読みたいです！！ (2016年7月21日 14時) (レス) id: e853359122 (このIDを非表示/違反報告)
無汰(プロフ) - あさべるさん» 読んでくださりありがとうございました！！次回作もそう言って頂けるよう頑張ります！！ (2016年4月17日 14時) (レス) id: 4717ab85f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無汰 | 作成日時：2016年3月18日 19時
