つたえきれない (ページ7)

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つたえきれないページ7

この小説のタイトルの元になった歌詞を載せておきます。

～つたえきれない～
こんなにも優しくて 
こんなにも温かくて
 愛で満たされるほどに
愛しく感じるのは なぜなんだろう
  いつもと違って見えた朝の空を
見上げて大きくため息つく
 “アナタ”という言葉を何度も
心に描いては消し
繰り返し 色濃くなる感情消せないまま
もどかしい日々が僕を苦しめる 
言葉にできない
僕の辞書は教えてくれない 全て伝えたい
そんな魔法があればいいのに 何万
何十万と浮かぶ言葉も 
アナタを前にすると音を失う  
もしもアナタにアナタに出会ってなければ
 幸せの意味に気付けてたのかな
 もっとつたえたいつたえたい
けどつたえきれない 愛してるじゃ足りない  

こんなにも寂しくて こんなにも
悲しくて 涙滲むほどに
胸が痛くて苦しいのは なぜなんだろう
  夜が更けてもまだ二人話してる
グルグルと回るまるで迷宮
 心ない言葉を投げつけ合う
本音とは裏腹に 
もつれた糸は解けないまま
二人の愛をきつく締め付ける 
言葉にできない
だってぴったりはまる言葉が 見つからないアナタは僕を誤解したまま
 何万何十万の言葉の先に 
僕らを救い出す答えはあるの？
  もしもアナタにアナタに出会ってなければ 
思いやることもきっと知らないまま 
いつもつたえたいつたえたい
けどつたえきれない 愛してるじゃ足りない
  
きっと積み重ねた言葉が僕らを繋げてゆく それでもまだ全てつたえきれない  
あの日アナタに
アナタに出会ってからの想いを 辿りながら
今会いに行くよ  
変わりのない変わりのない たった一つの
どんなに飾られた言葉より大切な 
たった一つの想い
信じたい 一つの愛かけがえない 
一人のあなたに届けたい 
Only one Only you  
もしもアナタにアナタに出会ってなければ 
幸せの意味に
気付けてたのかな 
もっとつたえたいつたえたい
けどつたえきれない 愛してるじゃ足りない