【HQ】今日からイケメン妖怪達と暮らすことになりました

Apparition and Shrine Maidenﾟ++ﾟ30 ページ34

黒尾side



『うあぁぁぁああぁぁぁぁ！！！！』






誠「しばらくは放っておいても大丈夫だろ




あー君。黒尾くん」






黒尾「？なんですか、？」





誠「君だよね、俺がAの記憶消す前に消した子。」





！！
俺のあとに…この人も消してた…？





誠「おかげで長い間封印できた。ありがとう」






及川「龍神様、今までどこに？」





誠「あー、Aのこの妖の部分を封印するためにちょっとブラブラしてた」





静「ブラブラって…ちょっと言い方悪いわよ
遊んでたみたいじゃない！」





俺が思っていたことを全くそのまま言う巫女様



というかこんなに呑気に話してていいのか






そんなことを思っていたら誠さんの後ろに影が…。








『ぅあ…』




及川「龍神様！！」






今はAが後ろから抱きついている状態だ。



黒尾「やっぱ呑気に話してる場合じゃなかった…！」





誠「…いや、黒尾くん。大丈夫だ




おい、A。意識はしっかりしてるか？」







『いや…気ぃ抜いたらもう取られそう…』






黒尾「意識が…戻ってる…？」






『とう、さん。母さん…ごめん…



私…どうすればいい…？』








そう言ったAの表情はとても悲しそうで





俺は自分のやってきたことに罪悪感を感じ始めていた







静「その力は消すことは出来ないの。



だからね、A。
自分の感情を、ちゃんと、コントロールするのよ」




『コントロール…？どうやって…』









黒尾「…話すんだよ、自分と」





『！黒尾さん…』





黒尾「昔、そんな感じのことを読んだことがある」







俺は昔の…コイツの暴れている姿しかちゃんと見ていない。



もし、こいつがちゃんと妖の部分をコントロールして暮らすことが出来たら？









孤爪「…きっと、楽しいよ。クロ」






黒尾「!!…やっぱそーだよな。お前は昔から仲が良かったからなぁ…」









『…やってみます』








ちゃんと話、してこいよ…

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