【HQ】今日からイケメン妖怪達と暮らすことになりました

Apparition and Shrine Maidenﾟ++ﾟ 6 ページ9

夢主side








『ｯ、日向!!影山!!飛び回るな！！』






ここに来て既に3日たった。




それなりにみんなと仲良くなって、呼び方も変わっていった






今は掃除中なんだけど……





『飛び回るなって……言ってるだろうが！！！！！』ﾊﾞｼｯ





持っていた箒で飛び回っていた日向と影山を叩く






「「いってぇ！！！」」





日向「何すんだ！痛いだろ!?!!」




影山「ボケェ！落ちて怪我すんだろーが！！」




『怪我云々の前に埃がまうの！！わかる！？
私！今！掃除中！！わ か り ま す か！？』






私の勢いに怯んだのか二人はその場に正座してごめんなさい、と小さい声で呟いた







『ﾊｧ、分かればよし。てか飛び回るなら外でやってよ〜

それなら文句言わないから』





その手があったか!!なんて顔をして二人で立ち上がった




日向「影山!どっちが早く飛んでここに戻ってこられるか勝負だ！」




影山「負けねぇ」







ﾊﾞｻｧｯ





自身の翼を広げ飛び立っていく






『お前らは……学習しろォォおお!!!!!!』







勢いよく翼を広げたせいで埃やら葉っぱやらがまた舞っていった。







『こんちくしょーが……』




菅原「おっ、いたいた。A〜」





ブツブツいいながら掃除をしていたら菅原さんの声がした





『あっ、菅原さん！どうしたんですか？』




この人は妖怪なのだろうか、と疑いたくなるほど優しくてお母さんみたいなのです


だから安心しちゃってなんか……気が緩むというか……






菅原「今日、俺と一緒に出かけんべ♪」







へ？






『出かけるって……外にですか？』




菅原「んーん。今更だけどちゃんと、Aの家族に言いにいかなきゃ」








あ、そっか。メール一応送ったけどそれだけじゃきっと不安だよね






『了解です！じゃ少し待っててください！
ゴミ捨ててくるんで！』







菅原さんを待たせるわけには行かないから、急がなきゃ！









『……って私この格好で行くのか……?』






普通に恥ずかしいんだけど……

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