【HQ】今日からイケメン妖怪達と暮らすことになりました

Apparition and Shrine Maidenﾟ++ﾟ18 ページ22

菅原side




Aの様子がおかしい。



突然頭を抑えてうずくまっている






菅原｢A!!｣






『………』





頭をあげたAの顔は









.









“笑っていた”






菅原｢どうして笑ってるんだ…?｣






『きえろ…私を馬鹿にしていた糞どもを…燃やせ


あー燃えた。ねぇ燃えたよ。灰になってみんな消えたよ

あは。アハハははハハ♪』




何かを呟いて、急に笑いだしたA。
その目は紅く、髪の毛の毛先も半分紅く染まってきていた




澪奈｢ｯ、どうしよう、元に戻りかけてる！！！！｣





焦っている3人の横からトンっと急に人が降りてきた









清水｢っ、やっぱり｣





菅原｢清水！？どうして…｣


清水｢足首の氷が溶け始めたのを感じたから…
普通は溶けないはずなの。


今はまずこっちをどうにかしないとね｣






『だれ？君たちも私のことを馬鹿にするの？

なら燃やさなきゃ…♪』





そう言って清水に近づいていく




清水｢…ごめん。あっちに行ったらちゃんと溶かすから…｣






触れられる前に清水はAの頬を包み息を吹きかけた








ﾊﾟｷﾝｯｯ…!!








目の前にいたAは氷漬けにされて止まった






澪奈｢A！！A！！！
何してんのよ！！！！これじゃ…死んじゃう…！！！｣





清水｢死にません。よく見てください、自分の周りの氷を熱で溶かそうとしてるでしょ



スガ。すぐ帰ろう
きっとあっちにつく頃には氷も溶けてAちゃんも元に戻ってるだろうから｣






菅原｢お、おう｣






氷漬けにされたAを抱えて戻った









.









清水｢狸の妖さんたち…
次戻ってくるのはいつか分からないので、それだけは把握しといてください｣






澪奈｢っ、そんな勝手なこと…！！！｣


清水｢それじゃあ、さようなら｣

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