【HQ】今日からイケメン妖怪達と暮らすことになりました

Apparition and Shrine Maidenﾟ++ﾟ 11 ページ15

澤村「おー、黒尾!!」


黒尾「よっ。で、要件は？」



澤村さんの部屋でさっきの2人、そして何故か私も椅子に座っている。




……なぜ私もこの場にいなきゃならないのだろう( 'ω')




澤村「あー、そうそう。紹介したい子がいてな……その子だよ。」



急に話題が私のことになり3人の視線が集まる




『えーっと…？自己紹介すればいいんですかね』



うん、と澤村さんが首を縦にふったのを見て自己紹介をする




2人とも私の名前を聞いたとき凄く目を見開いていた



黒尾「Aちゃん…かぁ。
俺は黒尾鉄朗。妖名は化け猫な？んで猫系妖の街で一番偉い人やってる。
コイツは……」

孤爪「研磨。孤爪研磨…。
猫系、ではないと思うけど妖名はかまいたち。研磨でいいよ」





研磨が自分から挨拶するなんて…!!と泣き始める黒尾さん。



珍しいことなのかな？




『黒尾さんと研磨。
……どっかで会ったことある？』





黒尾「……ねぇよ〜？誰かと間違えてんじゃね？w
で、澤村は俺らとAちゃんを会わせて何がしたかったんだ？」




澤村「お前らにも手伝って欲しいんだ。Aの記憶を戻すことを」





んー。こんな、隣の街の人にも頼むようなことなのかな…？
私の記憶はなんの価値もないのに





黒尾「ふーん……いーぜ、別に。
んじゃ俺らとりあえず戻るけど、何かあったら伝えるわ」





出ていく前に私に手を振って2人は出ていった





澤村「アイツらの街は情報収集に長けてるんだ。それに仲間は多いほうがいいだろ？」




ﾆｯ、と子供のような無邪気な笑顔で言う澤村さんを見て自然と笑みがこぼれる



『ｸｽｯ……そーですね。
あ、じゃあ私部屋に戻ります！』





ﾊﾞﾀﾝｯ





『ん〜〜……眠っ……』





ベットに倒れ込んだら眠気が襲ってきて、私の意識はすぐに夢の中へと沈んでいった。

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