【HQ】及川風神様のせいでパラレルワールドに来ちゃいました。 Part2！ (ページ23)

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お泊まり会 7 ページ23

月ノ宮side

A…大変そうだったな……w

まぁ、とにかく試合(こっち)にも集中しなきゃね。

樹里『ポジションが変わろうがいつも通りやるぞ！！』

『『『おう！！』』』

楽しい楽しい試合の始まりだ

～試合開始～

凛『サーブカット、いつも通りね。』

華蓮『2本目確実にね～』

菜々花『…てか、何でサーブ権を"ジャンケン"なんかで決めたのさ……』

美里『言い出した奴が負けてるけどな！w』

そう、この試合のサーブ権を決めるため何にしようと考えていたら、樹里ちゃんが"ジャンケン"にしようと言い出したのだ。

そして、その言い出した本人が負けたからサーブは相手からになってしまったのだ。

美里『とにかく！上げりゃいいんだろ！！

なら、簡単な話じゃねぇか！！気楽にやっていこうぜ！！』

凛『美里が逞しいわ……』

華蓮『まぁ、相手のサーバーがあの人(及川サン)じゃなきゃね…』

華蓮の言う通り、相手のサーバーが徹先輩だから最初っから厄介な感じになりそうな気がする。

因みに、今のポジションは

(香織)
凛樹里美里

菜々花ユウリ華蓮
───────────
花巻国見松川

岩泉金田一及川

となっている。

英がセッターなのには驚いたけど………

負ける気はしない。

凛『"2本目"しっかりね』

月『ちゃんと持ってきてよ』

ﾋﾟｯ

及川『及川さんのサーブ舐めないで……ねッ！！！』

笛が鳴り、徹先輩がサーブを打つ。

月『("舐めないでね"って言われたって…………)』

ﾀﾞﾝｯ

ﾋﾟｯ

月『("1本目"は確実に取らないってこと知ってると思ってたけどな…)』

私達のプレイスタイルは"1本目"は絶対にカットせず、サーバーの癖や威力、軌道をインプットし"2本目"を確実に取る、という感じだから

ﾋﾟｯ

及川『次も…取らせない………』

月『(重心後ろにいってて踏み込みが甘い……てことは、)

香織ちゃん！』

月『(ど真ん中来ると思った)』

香織『はいはい。』

月『ナイスカット、菜々花ちゃん』

菜々花『(結構綺麗なトス……)』

ﾊﾞｼﾝｯ

ﾋﾟｯ

月『ナイスキー』

菜々花『ナイストス』

及川『セッターまで出来ちゃうのかよ…！！』

岩泉『綺麗なトスだったな…』

楽しいのはこれからだよ___