飛ばされた51 ページ5
月ノ宮side
今、私達は試合の準備をしている。
さっきの雰囲気とは全然違くて、皆気合が入ってる。
………なんてことはなくて。←
さっきから、控え室でAと樹里ちゃんがピョンピョンしてる。
凛『Aはともかく!樹里!あんたは早く準備しなさい!』
樹里『えぇ〜…(。ŏ_ŏ)』
AがあのTシャツを買ってから、自分も欲しくなったらしくさっき勢い良く買いに行っていた。
そんで二人で騒ぎ立ててんだよね〜
凛『………樹里?早くしろって言ってんの。わかる?(威圧』
樹里『……はい』
凛ちゃんに言われてやっと準備を始めた、樹里ちゃん。
少ししょぼくれてるしw
まぁ、面白い光景も見れたし試合もがんばりますか!
〜試合後〜
樹里『………。』
はい、樹里ちゃん、しょぼくれモード入りました。
菜々花『やっぱ、Aがコートに入るとほぼスパイク打てないんだね〜ww』
香織『人の傷をえぐらないの!』
そう、今回の大会で監督がAも選手名のとこに入れたらしく、華蓮が珍しくセッターをAに譲ったからAも出たのだ。
そしたら、案の定、Aが攻めに攻めまくり、ほぼ樹里ちゃんがスパイクを打ってないのだ。
月『取りあえず帰るよ。もう、時間も遅いんだし……』
樹里『……。』
はぁ、これはしばらく直らなそうだな……
月『……樹里ちゃん。明日、宮城まで来たら、気持ちよくスパイク打たせてあげる。』
樹里『…!!!マジか!明日、ぜってぇ宮城行く!
おし!そんなら、はよ帰って準備すんべ!!』
あー…明日うるさくなりそ…
まぁ、…直ったからいっか。
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作者名:月皇アルシェ , コハク | 作成日時:2017年10月15日 14時