【ハイキュー】青城マネの元気でバカなあの子はユースの脳でした！《合宿編》

元気38 ページ10

及川｢……して……だよ｣



『え？』




及川｢なにしてんだよ！！！｣ﾊﾞﾁﾝｯｯ




……は？



花巻｢及川！！｣

及川｢いい加減にしろよ！！どれだけ涼ちゃんを傷つければ……バレー部に迷惑をかければ気が済むんだよ！！｣




傷つけた……？迷惑かけた……？



及川｢そんなマネージャーはうちには必要ない！！！｣




必要、ない？


”あんたなんかうちのチームには必要ない！！“





『ｯｯ!』



手に力が入る



また、必要ない、って言われた


私が一生懸命やったらこうなるわけ、？



黒尾｢おいおい、それはねーんじゃねぇの？｣

灰羽｢A、大丈夫？｣

木兎｢流石にそれはねぇだろ｣

花巻｢及川、叩く必要はないだろ｣






私の前にてつろーが、レーヴォチカが、こうちゃんが、花巻さんが立つ





及川｢なんでAちゃんの味方するわけ？｣



黒尾｢お前こそなんでそいつの味方するわけ？｣


てつろーと及川さんが言い合いを始める



『てつろー、いい。いいから練習に戻って？
皆さんも迷惑かけてすみません。でも今は練習に戻ってください』




及川｢まずは涼ちゃんに謝りなよ｣



『ごめん。』



とりあえず謝って、みんなが戻ったのを確認してからドリンク作って体育館の中へ持っていった




清水｢Aちゃん｣




『……はい』


何か言われるかな、って思いながら清水さんの後ろをついていく


清水｢手。出して？｣



『え？』


清水｢いいから。……やっぱり、血出てる｣



あぁ、さっき握った時出ちゃったのかな



清水｢包帯まくから……ね？｣


『いいんですか。私が仕事をしていないかもしれないのに』

包帯を巻きながら清水さんは言う



清水｢仕事してないわけないよ。だってこんなにも手に豆出来て、指先だって皮むけてる。
私は自分の見たものを信じる｣




仕事で、できたものじゃないかもしれないのに……信じてくれる


『あ、ありがとうございます……』



清水｢ｸｽｯ、そんなキャラじゃないでしょ？私のことは潔子でいいから。仲良くしよう？｣



『ッ、潔ちゃん！！！ほんとにありがとう！！』

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