3匹 ページ4
黒尾「こらこら、いつまで梟谷にいるんですかー」
『鉄くん』
ドアのところに胡散臭い立ち方をした鉄くんがいた
木兎さんがそれに気づき、着替えてる最中だったであろう姿で走ってくる
木兎「へいへーい!今日はブロック気持ちよくさせねーからなあ!」
『ちょ、服!木兎さん上の服!!!』
黒尾「うちのマネ勧誘の次は誘惑か?!?!」
『意味不明なこと言わない!』
馬鹿なこと言っている鉄くんを殴って、木兎さんのTシャツを持ってくる
渡せばのそのそと着替え始め、着替えが済んでいる赤葦が連れてってくれた
白福「Aがいる時って〜、木兎は子供っぽさ増すし赤葦もおかしくなるよね〜」
雀田「なんだろうねあの現象」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『あー、疲れたあ』
梟谷の更衣室から移動し、鉄くんと一緒に体育館に向かう
黒尾「ほんっとにお前あいつらに気にいられてるよな〜。
赤葦なんかおかしくなっちゃってるし」
『やっぱこれが大人の魅力…ってやつ?♡』
はいはーい、と流され置いていかれる
黒尾「とりあえず、今日も相手チームとうちの観察頼んだわ」
『りょりょー
あ、鉄くん今日あんまり無茶してサーブ打っちゃダメだよ。肩痛いんなら』
先日の練習で変に気にしてたから、きっと少し痛めている
黒尾「!
相変わらずよく見てらっしゃって?」
『無茶するようなら猫又監督に言いつけちゃうぞ♡』
おーこわ、と呟きながらスタメンの元へ走っていった
ほっとくと皆すぐ無茶するんだから危ないよねえ
93人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:絃月 | 作成日時:2021年8月28日 15時