返せ、私の平穏ライフ (ページ9)

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＃9 ページ9

『結局全員分ってどういうこと…』

田「Aがちゃんと断らないからだべ」

あの後森本が他の人に言ったのか、あの場にいなかった3人の分もやることになってしまった

『んで、あんたは当然のように今年も私にやらせるわけね』

田「もち。
去年の髪型好評だったかんね」

学校で関わらないようにしてたため、去年の樹の髪は家を出る前に仕上げた

今年はもう手遅れだし、全員まとめて学校でやろうかな

田「体育祭前日あいつらうち泊まるらしいから、また行く前によろしく頼むわ」

『それ私何時起きよ…
まぁいいや、私も凜呼ぼ』

ていうか普通に会話してるけど、ここ私の部屋。

プライバシーというものが無いんですよ。

田「てかもう幼馴染ってバレてんだし、普通に体育祭写真撮ろーぜ」

『あー、うん。そうだね
でも女子に囲まれてる時とかだったら普通に声かけないで。まじで。』

全女子の視線が私に突き刺さるから。

田「ごめんなモテちゃって」

『その舌引っこ抜いていい？？？』

てへ、なんて舌をだしてるこいつの髪型は絶対変なものにしてやると誓いました。