返せ、私の平穏ライフ (ページ28)

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＃28 ページ28

樹の首に手をかけ軽くふざけてしめる

照｢ほんと仲良いね
理由かー…だってA可愛いじゃん？

面白いし。同級生にこんな子いたら絶対ほっとかないね｣

本人を目の前によくこの人は……！

凜｢A顔あかーい｣

『うるさい！！
ひかるくんのそのストレートなとこ嫌いじゃないけど、恥ずかしいからやめて……それに私は…』

照｢あ、いつも言ってるけど聞かないよ返事は。｣

この調子で、何度断ろうとしてものらりくらりとかわされてしまうため諦めている

田｢へぇ、お前実はモテるのな｣

凜｢田中が知らないだけでこの子普通にモテてるから｣

いや私も知らないなそれは。

凜が言うにはサッカー部やら野球部やら運動部で密かに人気があるらしい

『もしかして樹より爆モテなのでは…？』

田｢んは、それはねーな！｣

照｢楽しそうなところごめんだけど、とりあえずもう暗くなってきたしそろそろ帰ろうか｣

凜の頭に手を置いたあと、そのままひらひらと手を振って2人は帰ってった

『……お前絶対森本たちに言うなよ？？』

田｢俺がそんなに人の情報ペラペラ喋るヤツだと思ってんの？？｣

･

森｢ひーくんって凜の兄ちゃんだったのな！！｣

……

『田中ぁぁぁあ！！！』