返せ、私の平穏ライフ (ページ13)

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＃13 ページ13

田「2人とも混合リレーも出んだろ？
俺もアンカーで走るからよろしく」

『樹に渡る前に差つけとくわ』

凜「流石にほかの女子に私たち負けないからね〜」

なんてったって私たち中学陸上部ですから。

それを知らないほっくんは頭にはてなマークが出ている

松「…あー、そういえば去年すんごい速い女子2人居たかも」

『しっかり個人走とかも1位だったよ』

松「やば笑
てかそろそろじゃない？女子のリレー」

凜「わっ、A！怒られる前に行こ！」

『痛い痛い痛い！腕もぎとれる！！！！』

凜に腕を引かれるまま列に向かった。
あっちに着くまでに私の腕はついているでしょうか……

･

田「お、きたきた。
次連続であいつらだぞ」

髙「去年は聞いただけで実際見てないから楽しみだな」

森「ゆーて女子の中で速いって感じっしょ！」

田「まあ見とけって」

位置について、よーい、ﾊﾟﾝｯ

ピストルの音がなった瞬間、明らかにスタートダッシュがずば抜けて速い女子が1名

そこからもぐんぐん加速していき、独走で1位に。

松「……まじ？」

森「やっば、普通に男と走っても競えるじゃん」

ジェ「HAHA〜！すっげー！」