「信念は愚かなものか」 ページ39
メア「はぁ…いつになったら
叔父さんを見つけることが出来るの…。」
そう言うと閉じたシャッターを見つめながら
ため息をついた。
彼女はもう、精神的に疲れている。
もしかしたら、本当に叔父さんはいない、
ここに来ていないのかもしれない、
ここでインク達に×されてしまったのかもと
不安だけがどんどん重なってゆく。
少し黙り、深呼吸をして重い足を動かし、
前に進んだ。
DAEMONの道は床がインクで浸水していた。
作業机の上にはあの小さいBendy人形、
インクに浮かぶ飛行機の模型。
上からはインクが垂れ落ち……？
流れ落ちるという表現を通り越してる。
すると、椅子の上にラジオが置いてあった。
"夢を見ることは悪いことではない。
不可能を願うのは人間として当たり前のことだ。
私はそうやって始めたんだ。
たった一つの鉛筆と夢から。
我々は指先一つ動かさず全てを手に入れたがる。
彼らは君が信じなければならないと言う。
信念は君を成功へと導く。
信念は君を裕福に出来る。
信念は君を力強くする。
十分な信念があれば、君は死すら
誤魔化すことが可能だ。
今となっては…美しく、
そして全く愚かな考え方だ。"
これは、"Joey Drew"……
このラジオの内容が何故か誰かに
嫉妬しているかのように聞こえてしまう。
多分違うと思うけど。
そして何より、自分の経営が傾き始めて
自分の理念が間違っているのに
気づき始めた？
メアはインクが浸かってない
ところに移動するとドアがあった。
メアはドアを開け、少し呆れたような表情をする。
メア「…今度はどこに繋がってるのか
もう分からないし、絶対これ
出口から遠ざかってるよね……。」
もうここにいるときが
1番気が重く感じてしまった。
1番？いいや、多分違うだろうと
メアは首を降った。
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名無し - それと､私のコメントがプレッシャーになってしまっていたらごめんなさい…｡ (2019年12月31日 23時) (
レス) id: b9a6360065 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - お久しぶりです…元チトです…｡と言っても､覚えていらっしゃるかは不明ですが…嫌味じゃないですよ…｡前置き(？)が長くなってすいません…｡続き待っていたので更新されていて嬉しかったです…これからも続き､気長に待ってます…｡長文失礼しました｡ (2019年12月31日 23時) (レス) id: b9a6360065 (このIDを非表示/違反報告)
雷鳴(プロフ) - まふぃんさん» コメントありがとうございます。まふぃんさんも辛いのにお気遣いありがとうございます...そうですね、のんびりと頑張って生きましょう！ (2019年12月23日 11時) (レス) id: 022fc2b404 (このIDを非表示/違反報告)
まふぃん(プロフ) - こんばんは！私も今ほんとに仕事が辛い時期です…病み期に入っていでもうどうしようかと…気力もなく何もしたくないと機械的に過ごす毎日です。まだ年が明けるまではこれが続くので死にながら生きます。お互い辛い身、のんびり頑張らずに生きましょう (2019年12月22日 20時) (レス) id: 1d86bab40b (このIDを非表示/違反報告)
雷鳴(プロフ) - スズネさん» コメントありがとうございます...！今現在小説をちまちまと書いてますので、出来次第更新させていただきます...！応援、心配ありがとうございます！ (2019年12月22日 2時) (レス) id: 022fc2b404 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雷鳴 | 作成日時：2018年2月3日 15時
