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「アニメスタジオへ行こう」 ページ4

アニメスタジオへ行けば、
行方不明の叔父がいるのでは?
そう考えたメアは決意した。
「明日、アニメスタジオへ行こう」と。
だがもうそこは廃墟なのだ。
安全性を考えたらかなり危険な所だ、
せめて怪我をした時に困るから
救急セットを持たなければ。
念の為食料も持っていこう。
叔母さんが前、1度だけ
そのアニメスタジオに行った時は
かなり広かったと言っていたのもあったから。
叔母さんにはなんて言おう、
流石に廃墟と言うのは反対されるし、
何より変な噂が流れたりしているから
一種の心霊スポットみたいなものだ。

メア「...いいや、友達の家に
長期休暇中泊まるって言おう。
元々その友達とはそのくらい仲がいいし、
バレないはずだよね。」

変に嘘には自信があった。
メアはベッドに入り、そのまま寝た。




朝、朝食を食べてから
叔母さんにバレないように準備をした。
ランプ、ヘルメット、救急セット、
飲み物に食べ物、何か変なものに会ったら
怖いから何となくナイフを持った。
そして幼い頃に貰った手のひらサイズの
白黒のキャラクター...名前は忘れた、
ニカッとした表情の人形を持った。
なぜだか今までクローゼットの中にあった
ものを出したか分からないが、
持っていかないとダメな気がしたからだ。
そして、叔母さんに話しかけることにした。

メア「ねぇ、叔母さん。」

叔母「どうしたの?メア、
今からお友達の家に行くの?」

メア「今から友達の家に行くんだけど...
長期休暇が終わる二週間前まで
泊まってくるからね。」

叔母「えぇ!?いきなりね...。
別にいいけど、連絡はちょうだいね。」

メア「うん、分かった。
行ってきます。」

叔母「最近、行方不明が多いみたいだから
気をつけて行くのよ...。
行ってらっしゃい。」

メアが行ったあと叔母は、
棚に伏せてあった写真を見た。
それは若い頃の叔父と叔母、
そして白黒のキャラクターの
イラストと一緒に笑っている写真だった。
叔母は叔父の顔に手を触れた。

叔母「...まさかあの子...
いや、そんなことはないでしょう...。
貴方、もしあの子に何かあったら...
守って...なんて言えないわよね...。
まだ貴方も見つからないもの...」

そう言い、写真を伏せた。

「ヒッチハイク」→←チャプター1 〜始まり〜



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名無し - それと、私のコメントがプレッシャーになってしまっていたらごめんなさい…。 (2019年12月31日 23時) (レス) id: b9a6360065 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - お久しぶりです…元チトです…。と言っても、覚えていらっしゃるかは不明ですが…嫌味じゃないですよ…。前置き(?)が長くなってすいません…。続き待っていたので更新されていて嬉しかったです…これからも続き、気長に待ってます…。長文失礼しました。 (2019年12月31日 23時) (レス) id: b9a6360065 (このIDを非表示/違反報告)
雷鳴(プロフ) - まふぃんさん» コメントありがとうございます。まふぃんさんも辛いのにお気遣いありがとうございます...そうですね、のんびりと頑張って生きましょう! (2019年12月23日 11時) (レス) id: 022fc2b404 (このIDを非表示/違反報告)
まふぃん(プロフ) - こんばんは!私も今ほんとに仕事が辛い時期です…病み期に入っていでもうどうしようかと…気力もなく何もしたくないと機械的に過ごす毎日です。まだ年が明けるまではこれが続くので死にながら生きます。お互い辛い身、のんびり頑張らずに生きましょう (2019年12月22日 20時) (レス) id: 1d86bab40b (このIDを非表示/違反報告)
雷鳴(プロフ) - スズネさん» コメントありがとうございます...!今現在小説をちまちまと書いてますので、出来次第更新させていただきます...!応援、心配ありがとうございます! (2019年12月22日 2時) (レス) id: 022fc2b404 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雷鳴 | 作成日時:2018年2月3日 15時

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