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21_ ページ22

星漿体護衛任務、失敗。


夏油達が帰ってきた時、言われたのはその言葉。
2人の瞳に前のような生気は無く、ただ黒く歪んだ瞳だけが俺をじっと見つめている。


『……よく、やったんだよ…お前らは。』


そんな2人を見ていられなくて、抱き締めた。
俺の目から溢れる涙を見せぬよう、背中を叩き抱き締めた。
2人は何も言わなかった、家入もそんな様子を見守っていた。

 


五条「先輩、」

ある日、五条から静かに声を掛けられる。
あれからどちらか2人に声をかけられるのは約2週間ぶり。
ただ高専内には不穏な空気が流れていた。

『…どうした、五条。』
五条「…俺助けらんなかった、傑のこと…。」

あぁ、そうか。
こいつ、言えないのか。
自分が最強だと言われ続けているが故、弱音を吐くのが先輩である俺しか居ない。
そんな中、相方であり親友である夏油を守れなかったことを後悔してるのか。

『大丈夫、お前は悪くない。俺が話をしてみるよ。』
五条「…うん、ごめん。」
『今くらい先輩面させろよ、ばーか。』


泣いた跡がある頬を撫で、頭を乱暴に撫でるともう良いと手を払われた。


『さて、どう解決してやろうかな。』

可愛い後輩に頼まれた以上、解決しないなんて選択肢は無いからな。

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夜々式(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます!ご期待に応えられるよう、更新頑張ります! (2021年2月9日 22時) (レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)
- これからも頑張って下さい!! (2021年2月9日 22時) (レス) id: f131e78a97 (このIDを非表示/違反報告)
夜々式(プロフ) - あさん» ご指摘ありがとうございます!修正致しました!<(_ _)> (2021年2月9日 18時) (レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)
- ページでいえば28のところ、ナナミの台詞の名前の表記灰原になってますよー (2021年2月9日 18時) (レス) id: f131e78a97 (このIDを非表示/違反報告)
夜々式(プロフ) - ta0628tm0105さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります!<(_ _)> (2021年2月4日 19時) (レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜々式 | 作成日時:2021年1月23日 2時

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