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『あ"ー疲れたぁ!』

寮の風呂から上がって、自室へ向かう。
消灯時間を過ぎてしまった故に辺りは既に真っ暗で、山奥だから街灯も少なく星と月明かりが頼りだ。
ペタ、ペタ、と裸足で廊下を歩いていると1つの人影。

『…灰原?』
灰原「あ、先輩!」

その影の正体は灰原だったらしく、2mくらい先に佇んでいた。

『なんでお前ここにいんだ?』
灰原「先輩を待ってたんですよ!」
『なんで制服なんだ?』
灰原「なんか着替えるのも名残惜しくて。」
『ふーん、風呂は?』
灰原「自室のを!」
『あ、七海は?』
灰原「先輩さっきから何で質問ばっかり?七海なら部屋に…」


俺は一気に灰原との距離を詰め、守護用のナイフ型呪具を向けた。

灰原?「ッ…先輩何してるんですか?」
『おかしいな、灰原は俺と2人っきりの時…

Aって呼ぶんだぜ。』
灰原?「お前らそういう関係かよ…。」

白い煙を出し、偽灰原は消えていった。

『ハ○レンこういう所で役に立つな。』

義手義足と言えばで見てたハガ○ンがこんなところで役に立つとは……。
勿論俺と灰原はそんな関係じゃない、先輩後輩のちょっと親しいくらいの仲。
見たところ遠隔操作型の幻影術師だな。
灰原のヘッタクソな真似しやがって、俺の後輩はもっと可愛いっての。


灰原「あっ先輩〜!まだ寝てなかったんですか?」
『今から部屋に戻るんだ、お前は?』
灰原「空綺麗だったから見てたらこんな時間で…えへ。」
『俺も同じ、ゆっくり休めよ。』
灰原「はーい!!」

やっぱあの偽物には可愛さが足りなかったんだな、うん。

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夜々式(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます!ご期待に応えられるよう、更新頑張ります! (2021年2月9日 22時) (レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)
- これからも頑張って下さい!! (2021年2月9日 22時) (レス) id: f131e78a97 (このIDを非表示/違反報告)
夜々式(プロフ) - あさん» ご指摘ありがとうございます!修正致しました!<(_ _)> (2021年2月9日 18時) (レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)
- ページでいえば28のところ、ナナミの台詞の名前の表記灰原になってますよー (2021年2月9日 18時) (レス) id: f131e78a97 (このIDを非表示/違反報告)
夜々式(プロフ) - ta0628tm0105さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります!<(_ _)> (2021年2月4日 19時) (レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜々式 | 作成日時:2021年1月23日 2時

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