先輩は片足手纏い【男主】

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『ぬぁぁぁぁ！！！片足つれぇぇえええ！！！』
五条｢あっれ〜？先輩弱くなった？w｣
『うっせぇ！外野は黙ってろ！』
夏油｢はぁ…。｣

呪具無し、術式無しの灰原＆七海と組手なのだが、いつの間にか居た五条に茶化され、夏油に呆れられ、家入に手当を受けていた。
七海はいつの間にか見学。

組手はコツを掴んだものの、足がないから蹴りが出来ない。
片手を足替わりに動かすしかない、などなど…体に着いた癖を全否定させるものだった。

灰原｢A先輩、そろそろ休憩しましょうよ！｣
『灰原疲れてんの？』
灰原｢いや、僕はまだ…。｣
『じゃあまだやるぞ、俺の癖が治るまで。』

灰原がひぃ、と怯え五条が鬼畜だぞ〜なんて言っているが気にしない。

『七海でも良いんだぞ？』
七海｢遠慮しておきます、やったら貴方の馬鹿力に押し潰されかねない。｣
『そうか？林檎潰せるくらいだろ。』
七海｢それを世間一般じゃ馬鹿力って言うんです。｣

言うて家入とお前以外馬鹿力、なんて言葉は喉の奥にしまって置いた。
言ったら何か、殺されそうな気がしたから。

『ハイハイ…じゃあ灰原！焼肉奢るから付き合え！』
灰原｢はい！｣

焼肉って言った瞬間に目輝かせんの、嫌いじゃないけどなんかやだな。

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