∞の紅一点 Part2 (ページ15)

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カウンセラー・ヤスページ15

安田side

さっき俺が寝よう思ったら、急にAが俺の部屋に来た。
なんか表情が暗い。またなんかあったんか。

安「どうしたん？Aが寝れて珍しいやん。いっつも布団に入って3分あれば寝れるのに。」

と聞いてみた。

「実はな…」

あ、泣き出してもた。ほんまに今日は珍しい事続きやなぁ。Aが泣いたんって俺が見ただけで1回しかないからなぁ。その度にいっつも大丈夫って…。
こいついっつも無理するんやから…。

安「無理せんでええから、ゆっくり話し？」

「ごめ…ん…見苦しいとこ見せて…。別に泣くほどの…ひっく…事じゃないから…。」

安「ええから、話してみ？」

「ひっく…ふぅ。ほんまにごめんな、泣いてもて。」

安「広谷みく絡み？」

「うん…。あんたは関ジャニ∞にいらんのちゃう？みたいな事言われて…。うちって不要なんかなって。それを気にしとっただけ。アホらしいよなwごめんな、こんな夜中に。もう寝るわ…」

Aはよく強がる。無理に笑顔を作ってるのなんて、すぐ分かった。そんなAがすごく女子に見えて

安「アホらしない。」

グイッ

「ん…」

安「Aは∞に必要や。」

キス、してしまった。

「ヤス…。」

安「あ、いや、ほんまにごめん！なんか勢いで…。」

「wwwええで。なんか元気出たわwありがとうな。」

安「…おん。」

「じゃあおやすみ～。」

安「おやすみ。」

やばい、めっちゃドキドキしてるわ。
なんかめっちゃ可愛い女子に見えたんやもん。
大倉の好きな子やのに…。

今度は俺がなかなか寝れなかった。