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翌日。ついに最初の撮影日を迎えた。
丸「行ってきまーす！」
三宅、大倉「行ってきまーす。」
丸「Aちゃんとたっちょんも出かけるんですか？」
「ううん。マルの撮影について行く。」
丸「え？なんで？」
大「広谷みく対策。」
丸「(ぼそっ)たっちょんとAちゃんが行くほうが危ないと思うけど…。」
「マル、なんか言った？」
丸「なんも言ってませんよ！あとちょっとでマネージャーさんが来るからちょっと待っときましょ。」
「おん。」
数分後、マルのマネージャーの車が到着した。
さ「え？三宅さんと大倉さんはなんでいらっしゃるんですか？」
マルのマネージャー、さっちゃん(男)が変な敬語でだいたいマルと同じ反応をする。
そして事情を説明して、レッツゴー。
そして、撮影現場に到着した。
さ「三宅さんと大倉さんは特に気をつけてくださいよ。丸山さんも気をつけてください。」
丸山、大倉、三宅「はーい。」
なんでうちと大倉が特に心配されたんやろ。
まぁええや。今日の目的は広谷みくからマルを守る事やから。
丸「おはようございまーす！」
ス「おはようございます！」
広「あ、隆平くん、おはよぉ♡」
大「(小声)キショ。」
「全くの同意見やわ。」
すると、広谷さんはこっちに気づいたようだ。
明らかに計算され尽くされた意地の悪い笑顔で、
広「忠義くんと三宅Aじゃーん♡あれぇ？三宅A達ってこのドラマ出ないんだよねぇ？なんでいるのぉ？」
と言ってきた。
「見学やけど。」
うちがそういうと、広谷さんはうちの耳元で、
広「マジで邪魔なんだけど。あんたは関ジャニ∞にいなくて良かったんじゃい？w」
と低い声で囁いた。
なんやねんこいつ。こういう女ほんま嫌いやわ。
大「(小声)A、さっきあいつになんか言われた？」
「え？あぁ。さっきな…広「忠義くん♡みくの演技見ててね♡」
大「…」
広「もう、冷たいなぁ♡じゃあ、行ってきまーす♡」
そう言って上機嫌で去って行く広谷みくとが向こうに行ってから、スタッフと喋っていたマルがこっちに駆け寄って来る。
丸「Aちゃん、広谷みくになんか言われてたやろ？大丈夫やった？」
「マル、ほんまに気をつけてな。大倉みたいにはめられたあかんで？」
丸「わかってますよw僕はたっちょんとは違いますからw」
大「ちょ、マル！どういう事なん？！」
「じゃあ頑張ってな。うちらこっから見とくから。」
丸「頼もしいわ♪見ててな！」
「おん！」
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作者名：昴 | 作成日時：2018年8月30日 22時
