熱 / sgi -恭さんリク- ページ5
須貝「ゲホッゲホッ!うぅ……寒い!」
朝、咳が止まらなくて息苦しくて目が覚めた。
これ、やっばいな……。
頭もめっちゃ痛いし、身体はいつもの何十倍にも重い。
だって重すぎて起きれないもん。
その上、北の大地に来ているのかと思うほど寒くて、それも嫌な寒気。
これ、出社出来るのか?
無理な気がするなぁ。
行っても迷惑かけるだけだろうし。
須貝「何度あるんだろ?」
体温計を取りに行こうと、何とか立ち上がると
須貝「寒っ……!」
寒すぎて急いで取りに行きたいのに、身体が重すぎて出来ない。
あ、電話しないと。
体温計を手にした時にふとそう思って、伊沢に電話をかけた。
伊沢「おはようございます」
須貝「おはようございます……ごめん、ちょっと熱が、出ちゃったみたいで……今日、休ませて、もらっても、いい?」
やばい、息が荒くなっていく。
伊沢「良いですけど、大丈夫ですか?」
須貝「うん、大じょ……」
急に足の力が抜けて、身体が傾いていく。
床の冷たさを頬から感じた次の瞬間には、俺は意識を手放していた。
須貝「ん……」
ここは……ん?布団?
え、俺、リビングの方で……。
伊沢「あ、須貝さん。おはようございます」
須貝「え、何で……」
福良「伊沢が急に叫ぶからびっくりしましたよ「須貝さんが倒れたかもしれない!」って。心配で、2人で来ちゃいました」
そっか俺、伊沢との電話の最中に……。
須貝「でも、鍵はどうした……?」
伊沢「管理人さんに頼みましたよ」
そりゃあそうか。
こんな単純なことも分からんのは、やっぱりまだ頭がまわってないんだな。
福良「今日、休むっていう判断で良かったですね。38度7分もありましたよ」
須貝「そんなに高いの……」
何か、数字を聞いて更にしんどくなった気がする。
気の所為なんだろうけど。
須貝「ゲホッ!ゲホッ、ゴホッ!」
咳も酷いな……。
咳をし過ぎて喉が痛いからしたくないのに、止まらん。
咳をする振動で頭にも痛みが走るし。
須貝「ゲホッゲホッ!ゴホッ!ゲホッ!」
喉、いった……。
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凛花(プロフ) - ゆあるさん» いえいえ、早めに教えて下さったので修正出来ました!こちらこそいつも読んで下さりありがとうございます(*^^*) (2021年4月4日 11時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
ゆある(プロフ) - 素早い修正ありがとうございます。これからもこの作品を楽しみにしています。 (2021年4月4日 10時) (レス) id: b5adb7b493 (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - ゆあるさん» すみません、今修正させて頂きましたので、12の方へ飛べると思います!教えて下さりありがとうございました! (2021年4月4日 10時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
ゆある(プロフ) - すみません。リンクが体調が不良気味のようです【QK】12に繋がらないのですが、どうすれば良いですか? (2021年4月4日 10時) (レス) id: b5adb7b493 (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - ルルさん» なるべくこれからも週1ペースは守ろうと思っていますので、たまにめちゃくちゃあいた時は、ゆっくりとお待ち頂けると嬉しいです。暖かいお言葉を下さり、ありがとうございます(*^^*) (2021年4月2日 5時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛花 | 作成日時:2021年1月10日 21時