体調が不良気味のようです【QK】-9-

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須貝｢最初から知っていたらこのクッキー買って来なかったのに｣


福良｢すみません｣


長野のお土産なんだから、蕎麦の可能性は考えられたのに。


蕎麦を前面に押し出した商品じゃなかったからってちゃんと確認もせずに食べちゃった俺に責任がある。


須貝さんは本当に何も悪くない。


だから、そんな申し訳なさそうな顔しないで下さいよ……。


山本｢まあ、今回は須貝さんは何も知らなかったんですし、最悪の事態にはならなかったですし……。それに、福良さんのアレルギーを知っていたのに何も出来なかった僕も悪かったですし｣


福良｢山本は何も悪くないよ！勿論、須貝さんも。ちゃんと伝えておくべきでした。すみませんでした｣


俺を囲むみんなの目が、申し訳なさや無力感で溢れている。


俺がタイミングを逃して伝えそびれたこれは、本当に俺の命に関わることで、今回のことは自ら命を危険に晒しているようなものなんだって気づいた。


渡辺｢今回のことはびっくりしましたし、隠すつもりはなかったんでしょうけど、少しだけショックでした｣


川上｢次がないように、みんなで注意しましょう｣


今回のことがなかったら、きっとずっと言わずに過ごしていただろうし


みんなに話すきっかけにはなったかもしれない。


どうせなら発作が出ていない時に言いたかったけど。


伊沢｢福良さん、まだ何か隠してないですよね？｣


福良｢え、隠してないよ？｣


山本｢ほんとですか〜？｣


福良｢本当だってば！｣


山本の少し煽るような笑顔と口調。


もうすっかりいつも通りの空気に戻っていた。



それから食事をする時は、俺のアレルギーのことを考慮しながら決めるようになった。


みんなが仲間として俺のことを大切に思ってくれていることが分かった。



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もちもちねこさん、リクエストありがとうございました！

こんな感じで大丈夫でしたかね……？

結構重めになってしまいしました。

宜しければまたリクエストよろしくお願いします(*^^*)


〜追記〜

46,000Hit突破しました！

また、お気に入り登録者数が230人を超えました！

ありがとうございます！


2020.11.16

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