高熱 / fkr -卓也さんリク- ページ10
福良｢ゲホッゴホッ｣
やばい、頭がボーッとする。
たまに咳が出ることを考えると、風邪引いたかな……。
仕事が忙しくて休みたくないからと体の怠さを無視して家を出てきた、数分前の自分を呪う。
体が怠くて、満員電車で立っているのがやっと。
電車の揺れの所為で、吐き気まで催してきた。
俺はオフィスの最寄り駅に着くまでの数分間、必死に立っているしかなかった。
駅からオフィスまでの短い距離を歩ける気がしなくて、タクシーでオフィスに向かった。
オフィスまでのタクシーの中で、タクシーの運転手さんに心配されたけど｢大丈夫です｣と一言だけ言って、そのあとは喋れなかった。
ガチャッ
伊沢｢おはようございます……て、え？福良さん！？｣
俺はもう体力の限界がきて、執務室の扉を開けた瞬間に前へ倒れ込んでしまった。
心配そうに俺に近寄った伊沢は、俺のおでこに触れると
伊沢｢熱っ！｣
反射的に手を離した。
伊沢｢これ、絶対やばいでしょ……｣
伊沢に支えてもらいながら、俺は仮眠室に移動した。
布団に寝ると、伊沢はすぐに何処かへ行ってしまった。
数分後、仮眠室に戻ってきた伊沢の手には、看病に必要なものがあった。
伊沢｢これで体温、計ってください｣
伊沢から手渡された体温計を脇に挟む。
それから1分もすると、俺がボーッとしてる間に、体温計は音を鳴らした。
伊沢｢何度でしたか？｣
福良｢えっと……｣
俺は体温計の液晶を見て、思わず2度見してしまった。
え、これはやばくない……？
福良｢39度……｣
伊沢｢39度！？高いとは思ってたけど、まさかそこまでとは……｣
39度か……。
そりゃあしんどいよね。
これだけ体が怠いことにも納得がいく。
伊沢｢福良さん、冷えピタありますよ。熱が高いので、首の後ろにも貼りますね｣
伊沢は、おでこに冷えピタを貼ったあと俺の身体を優しく横に向けると、首の後ろにも貼ってくれた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 334人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛花(プロフ) - ついになりました！いつもコメントやリクエストありがとうございます！linns＊様の作品も読ませて頂いております！お互い、これからも頑張っていきましょう！ (2020年10月24日 23時) (
レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
linns＊(プロフ) - お星様赤くなりましたね。おめでとうございます。これからも応援していますね。 (2020年10月24日 23時) (レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - みうな 1‐14さん» いえいえ！こちらこそリクエスト下さりありがとうございました(*^^*) (2020年10月16日 6時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
みうな 1‐14 - ありがとうございました！ (2020年10月15日 22時) (レス) id: 9aa85f3228 (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - ルルさん» いえいえ！返信はいつでも時間がある時で大丈夫ですよ！お返事下さってありがとうございます！承りました！丁寧にまとめて下さってありがとうございます！助かりました(*^^*) (2020年10月4日 11時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凛花 | 作成日時：2020年6月20日 21時
