体調が不良気味のようです【QK】-8-

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それから2時間が経ち、伊沢の様子を見に行こうと仮眠室へ向かった。


仮眠室のドアを開けようとすると


須貝｢ん……？｣


啜り泣く声が中から聞こえてくる。


何事かと思って扉を開けると


目に涙を溜め、鼻を啜る伊沢の姿が。


え？伊沢が泣いてる？


伊沢｢すがぃさんいなかったぁ……！1人やだぁ……！｣


伊沢の言葉が幼い。


これは、まさか……？


伊沢｢1人にしないで……？｣


伊沢のこの喋り方と、高熱を出してるという状況を考えると、やっぱり1つしかない。


須貝｢ごめんな！もう1人にしないから｣


伊沢｢ほんと……？｣


須貝｢本当だよ。だから、もう泣かないの。お熱が上がっちゃうよ？｣


幼児退行か……。


めっちゃ熱高いもんな。



伊沢は完全に目が覚めているのか、今はさっきみたいに俺が居なくならないか不安そうにしている。


須貝｢心配しなくても、俺はどこにも行かないから｣


俺がそう言うと、伊沢は嬉しそうに笑った。


その後、冷えピタを貼り替えたり、ゼリーを食べさせたりしていると伊沢がウトウトし始めた。


須貝｢眠い？寝ていいよ？｣


伊沢｢んぅ……どこにも、いかないでね……？｣


須貝｢行かないよ｣


俺がちゃんと目を見て言うと、安心したのか伊沢は眠りについた。



伊沢の汗を拭いてあげたり、ウトウトしたりしていると


伊沢｢ん……｣


須貝｢伊沢起きた？｣


伊沢｢はい……おはようございます｣


幼児退行は治ってるっぽいな。


須貝｢とりあえず、熱計ろっか｣


伊沢が脇に挟んで数秒後。


体温計が電子音を鳴らした。


須貝｢37度6分か。ちょっと下がったけどまだあるね｣


伊沢｢でも、大分楽になりました｣


その言葉に嘘はなさそうでホッとした。


須貝｢でも、まだ安静にしとけよ？｣


伊沢｢はい｣


言っとかないと、すぐに無理するからな。


伊沢｢須貝さん、ありがとうございます｣


伊沢が幼児退行しちゃった時はどうしようかと思ったけど、こうやって言われると、後輩の看病をするのも悪くないかも。


早く元気になっていつもの伊沢を見せてな。



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Y/Iさん、5度目のリクエストありがとうございました！

こんな感じで大丈夫でしたかね……？

よろしければまたリクエストよろしくお願いします(*^^*)


〜追記〜

順位が35位→23位に！

また、移行後4時間でお気に入り登録者数が260人を超えました！

ありがとうございます！！

2020.06.21

突発性難聴 / kwkm -高橋さんリク-→←幼児退行 / izw -Y/Iさんリク-

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
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