検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:25,283 hit

Story39 ページ40

ガチャ


私はドアを開けると、


貴「慧ー……」


少しの希望を込めて、慧の名前を呼んでみた。


でも、中からは何も返ってこない。


貴「ただいまー……」


リビングの扉を開けながら、そう言って中に入る。


でも、そこには慧の姿はもちろんなくて。

私の声だけが虚しく部屋中に響き渡った。



私の心の中にはぽっかりと大きな穴が開いた。



貴「そう、いえば……」


私はあるものを探した。


探し始めて5分ほど経った時


貴「あった……!」




上から3段目の引き出しを開けると、『Aへ』と書かれた手紙が出てきた。


慧の言ってた手紙。


私は、読んでみることにした。



貴「何が書いてあるんだろ……?」



今までの思い出?

それとも私への不満とか?


ていうか手紙なんていつ書いたの?

いつ引き出しに仕込んでたの?


私、全然気づかなかったよ。


貴「ふう……」





ドキドキしながら手紙を開いた。

Story40→←Story38


ラッキーメンバー

山田涼介


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

凛花(プロフ) - なみさん» そんなお言葉を頂けたのは初めてで、光栄です!ありがとうございます(*^^*) (2020年1月3日 11時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
なみ - これまで読んだうらつく小説の中で、涙が出たのは初めてでした。ありがとう。 (2020年1月3日 2時) (レス) id: 23d74d7694 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:凛花 | 作成日時:2019年8月6日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。