Story39 ページ40
ガチャ
私はドアを開けると、
貴「慧ー……」
少しの希望を込めて、慧の名前を呼んでみた。
でも、中からは何も返ってこない。
貴「ただいまー……」
リビングの扉を開けながら、そう言って中に入る。
でも、そこには慧の姿はもちろんなくて。
私の声だけが虚しく部屋中に響き渡った。
私の心の中にはぽっかりと大きな穴が開いた。
貴「そう、いえば……」
私はあるものを探した。
探し始めて5分ほど経った時
貴「あった……!」
上から3段目の引き出しを開けると、『Aへ』と書かれた手紙が出てきた。
慧の言ってた手紙。
私は、読んでみることにした。
貴「何が書いてあるんだろ……?」
今までの思い出?
それとも私への不満とか?
ていうか手紙なんていつ書いたの?
いつ引き出しに仕込んでたの?
私、全然気づかなかったよ。
貴「ふう……」
ドキドキしながら手紙を開いた。
ラッキーメンバー
山田涼介
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凛花(プロフ) - なみさん» そんなお言葉を頂けたのは初めてで、光栄です!ありがとうございます(*^^*) (2020年1月3日 11時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
なみ - これまで読んだうらつく小説の中で、涙が出たのは初めてでした。ありがとう。 (2020年1月3日 2時) (レス) id: 23d74d7694 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛花 | 作成日時:2019年8月6日 15時