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Story20 ページ21

伊野尾さんは少し驚いている。


そりゃそうか。家に招待してるんだもんね。


慧「家、行っていいの?」


貴「はい!」


慧「でも、親御さんは……?」


親……か。

私にはそんな発想が微塵もなかった。


普通は……そうだよね。


貴「それは全然大丈夫です。あれ?言ってませんでしたっけ?私、3年前に両親を事故で亡くしてて。だから今は一人暮らしです。」


慧「そうなんだ……。じゃあ、お邪魔しようかな?」



伊野尾さんはそう言ってニコッと笑った。


きっと気になることも色々あっただろうけど、何も触れないでくれた。


もちろん3年前の事だし、今が楽しいのは本当だから
いつも私の笑顔に嘘はない。


だけど、実際にあの事故の話や両親の話をしようとすると、まだ涙が零れそうになる。



だから……伊野尾さんの優しさが単純に嬉しかった。




私たちは私の家までの道を色んなことを話しながら歩いた。


____________________________________

凛花です!

2,000Hit超えました!
ありがとうございます(*^^*)

これからも頑張るので応援よろしくお願いします!!



2019.8.15

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凛花(プロフ) - なみさん» そんなお言葉を頂けたのは初めてで、光栄です!ありがとうございます(*^^*) (2020年1月3日 11時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
なみ - これまで読んだうらつく小説の中で、涙が出たのは初めてでした。ありがとう。 (2020年1月3日 2時) (レス) id: 23d74d7694 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛花 | 作成日時:2019年8月6日 15時

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