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Story26 ページ27

カレーも完成間近となったころ


慧「うわー、いい匂い!」


ダイニングの椅子に座りながら料理をしている私を見ていた慧がそう言ってキッチンに近づいてきた。



完成したそれを食器によそってテーブルに運ぶと


慧「美味しそうなカレーだね」


と慧が言った。


貴「冷蔵庫の中にあまり食材がなかったの。ごめんね。可愛げのない料理で。」


私がそう言うと慧は


慧「可愛げなんてどうでもいいよ。どんな料理かじゃなくて"Aが作ってくれた"ことに意味があるんだから」


すっごく簡単な料理しか作れなかった。
どうせならもっと手の込んだ料理を作ってあげたかった。


色んな思いがあって、私は少し落ち込んでいた。


でも、慧がそう言ってくれて気持ちが軽くなった気がした。


慧の言ってくれたことが純粋に嬉しかった。


貴「食べよっか」

慧「いただきます」



私たちはご飯を食べながら色んなことを話して過ごした。

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山田涼介


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凛花(プロフ) - なみさん» そんなお言葉を頂けたのは初めてで、光栄です!ありがとうございます(*^^*) (2020年1月3日 11時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
なみ - これまで読んだうらつく小説の中で、涙が出たのは初めてでした。ありがとう。 (2020年1月3日 2時) (レス) id: 23d74d7694 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛花 | 作成日時:2019年8月6日 15時

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